大久保歩一(あゆむ)です。
コーチングをしてると、ゴール設定をするのですが、目標と目的ってどう違うんですか?とよく聞かれます。
よく説明されてる違いよりももっとわかりやすい説明があるので、ツイートしてみました。
目標と目的の違いは、英語で表現するとよくわかる。
GoalとThe purposeじゃないよ。目標は、What、Howで何をどのようにやるのか?
目的は、Whyでなぜやるのか?
人はWhyに動かされるから、目標より目的の方が重要。— 大久保歩一(あゆむ)@自信つけさせ屋 (@nico25okb) July 23, 2019
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目標と目的の違いは、英語で表現するとよくわかる。
GoalとThe purposeじゃないよ。
目標は、What、Howで何をどのようにやるのか?
目的は、Whyでなぜやるのか?
人はWhyに動かされるから、目標より目的の方が重要。
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こう書くとわかりやすいわけです。
今日はここについてもう少し詳しく解説します。
目的と目標の違いを超シンプルに説明した
WhyとWhat・Howで分けるとよくわかるわけです。
多くのところで説明される目的と目標の違い
多くのところでは、目的が先にあって、その手前に目標があるって書かれてます。
富士山でいうと、山頂が目的で5合目、8合目が目標みたいな。
確かにそれもそうかもしれないんですが、ぶっちゃけその説明だと、じゃあどこまでが目的でどこからが目標なの?って感じで定義が曖昧になるんですよ。
とりあえず富士山に登ってみたい人にとっては、5合目も目的になったりしそうなわけです。
だから、その説明だとぼくにとってわかりにくい説明でした。
もっとシンプルでわかりやすい違い
よく説明される目標と目的の違いがよくわからなかったんで考えまくりました。
で、日々過ごしていくと、ふと「あれ?こういう違いじゃね?」というのが腑に落ちました。
そしたらめっちゃわかりやすかった。
それが最初のツイートです。
- 目標は、What、Howで何をどのようにやるのか?
- 目的は、Whyでなぜやるのか?
こう書くとそもそも役割が違うし、意味が違うのがわかります。
例えば、
富士山の例でいうと、「絶景を見たい」が目的です。
目標が「富士山で、山頂まで登る」です。
絶景が見えればいいわけだから、富士山に登らないで札幌から夜景を見てもいいわけです。
もしくはナイヤガラの滝に行ってみたりとか、目標が色々できます。
質問でいうと、「なんでやりたいの?」が目的を見つけるもの。
「何をどうやるの?」が目標を見つけるもの。
こういう違いがあります。
ちなみに、コーチングのゴール設定では目的を考えます。
人はWhyに動かされる
よく、目標より目的が大事だと言われるわけですが、それは人はなぜ(Why)の理由に動かされるからです。
これは、サイモン・シネックという人の「WHYから始めよ! 」という本に書いてあります。
Appleが熱狂的なファンを作る理由も、ライト兄弟が不利な条件で飛行機を飛ばせた理由も、このWhyという、理由があるからです。
人に伝える時も、「なぜ」という部分から伝えると伝わりやすいわけですね。
例えば、
ぼくはコーチングをやってて、他のところとは違うやり方で人の答えを導く手伝いをしています。
と伝えるのと、
ぼくは、人がやりたいこと基準で生きられるようになっていってほしいし、子供たちが自分の人生を選べるようになってほしいから、その考え方を身につけたり自分の答えを見つけるサポートをするためにコーチングをやってます。
と伝えるのでは、全然伝わり方が違うわけですよね。
だから目的が大事なんですね。
ゴールを失うと人の寿命は18ヶ月になる
コーチングでは、ゴールを失った人は寿命が1年半くらいになるという風に言われています。
実際に、2018年にアメリカのセレブ2人が自殺したというニュースがありました。
全て手に入れていても、自分のやりたいことがないと人は生きる意味を見失います。
だからゴールを持っておくというのは大事なわけです。
目的と目標の違いを人生に生かす3つのポイント
じゃあ、目的と目標の違いをどう人生に活かせばいいのか。
その方法は以下の3つです。
- 目標も目的も持たないで動いてみる
- 今までやったことないことをやってみる
- 次第に目標や目的が見えてくる
1:目標も目的も持たないで動いてみる
考えすぎると人は動けなくなります。
なので、まずは、目標も目的も持たずに動いてみます。
この記事を読んでるあなたは、意識と感度が高い人です。
でなきゃ、こんなへんてこりんなブログにたどり着かないわけですよ。
そんなあなたは、確実に勉強していて、目標や目的を持とうとしています。
でも、それを一回手放しましょう。
で、とりあえず何か行動していきます。
まずはこのステップが大事です。
2:今までやったことないことをやってみる
動いていくときには、今までやったことないことをやっていきます。
入ったことがない店、今まで選んだことがないメニュー、払ったことがないくらいの金額のサービス、いったことがない場所、本屋の普段行かないコーナー、恥を掻くこと、心地悪いと思う場所などなど、今までやったことがないことをやります。
すると、確実に新たな出会いがあります。
このときに、目的を持つとしたら、「新しい出会いを得ること」かもしれませんが、それも手放した方が馬鹿馬鹿しいことでもできたりします。
人の世界を広げてくれるものは出会いです。
子供の頃の夢ってそんなに幅広くないですよね。
小学生なら結構な確率でみんな似たような夢を出してきます。
それは知っている世界が狭いからです。
知っている世界が広がると、やりたいことも新たに出てきます。
3:次第に目標や目的が見えてくる
新たな出会いやチャレンジをしていくと、どんどんとこういうことをしたいなというものが出てきます。
最初から目標や目的なんて見えなくてオッケーです。
もし作りたい場合は、とりあえず決めるくらいのノリで決めましょう。
明日変えてもオッケーです。
そうこうしていくうちに、目標や目的はだんだんと見えてきます。
たくさん味わって、たくさん挑戦してたくさん失敗しましょう。
その方が豊かな人生になります。
飲み会のネタが増えます。
ぼくは完全に飲み会のネタを増やすために色々挑戦してます。
(酒飲めないけど 笑)
最も大事にするのは今
最後に、もっとも大事にするべきは今です。
今目の前にあること。
これに120%の力で取り組みます。
サボるなら全力でサボります。
人はどうせやりたいことには100%の力なんて発揮できません。
だったら、今目の前でやりたいことに120%の力を使っていきましょう。
いきていくためのお金だったら、最悪手を抜いてでも割と稼げます。
大事なエネルギーは、今目の前のやりたいことに使いましょう。
ということで
今日もやりたいことをやりましょう!
では。
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