大久保歩一(あゆむ)です。
コーチングでは、ゴール設定をすることが大前提です。
というか、ゴールがなければコーチングする意味もないわけです。
なぜなら、コーチングの目的はゴールを達成できる自信をつけることだから。
簡単にいうと、ゴールは自分がやりたいことなら何でもオッケーです。
さらにうまくゴールを設定するためのコツがあるので
- ゴールってそもそも何なのか?
- ゴール設定ってどうやったらいいのか?
- ゴール設定のコツ
などを、実際にぼくが作ったゴールなどを事例に解説していきます。
【コーチング初心者向け】ゴール設定の方法はシンプルです
ゴールの設定ってぶっちゃけシンプルです。
コーチングでのゴールとはやりたいこと
コーチングでは、ゴールという言葉をよく使います。
このゴールは、「やりたいこと、叶えたいこと」という認識で良いです。
目標とちょっと違うのがコーチングのゴールです。
- ゴール=叶えたい状態で数値では計りにくいもの
- 目標=達成したい、数値などで測れるわかりやすいもの
という感じで、ゴールの中に目標があるという感じです。
最初のゴールは何でもいい
ゴール設定っていきなり色々あれこれ難しく考えると設定できなくなります。
なので、最初はどんなゴールでもとりあえずオッケーです。
- 朝スッキリ起きられるようになりたい
- 食べるものが体にいいものをメインにしたい
- 毎日楽しく過ごしたい
- 美人を抱きたい
といったものから
- 戦争と差別をなくしたい
- 子供たちが暮らしやすい世の中を作りたい
- 世界一の会社を作りたい
みたいなどデカイものでもオッケーです。
まあ、好きなことをゴールにしましょう。
あなたがやりたいことはあなたしか知らない
このゴールに正解不正解というものはありません。
やりたいことは、自分の中にしかないからです。
ぶっちゃけ、今ネットでは自由に生きられるようなライフスタイルがいいみたいな風潮がありますが、人から植え付けられた情報なので、そこに惑わされると、本当は自分のゴールじゃないゴールをゴールにしたくなります。
他の人にあなたのゴールをとやかくいう資格はないんです。
とくに、親や身近な人、友達とかは「え、そんなのやめたほうがよくない?」「バカじゃねえの?」「もっと現実を見ろ」みたいな否定や批判をしてきたりします。
でも、その否定や批判はドリームキラーです。
自分のレベルが上がってメンタルがいい状態になってからじゃないと、ドリームキラーにそのゴールをくじかれてしまうので、あまり人に言う必要はありません。
人に目標を言うと叶いやすくなるというデータもありますが、その数字は一旦無視しましょう。
他人には建前のなんかいい感じの当たり障りないゴールをとりあえず言っておきましょう 笑
コーチングのゴール設定をより詳しく知る
コーチングのゴールってどう言うものかわかったところで、次はもう少しゴール設定について詳しく知りましょう。
ゴール設定は色んな分野に作ります(バランスホイール)
ゴールというと、基本一つ作るみたいな気がしてしまいます。
でも、コーチングでは色んな分野にゴールを設定します。
これを「バランスホイール」「ビジョンポートフォリオ」と言ったりします。
例えば、
- お金
- 仕事(キャリア)
- 健康
- 趣味
- 家族、パートナーシップ、人脈
- 社会貢献
- 生涯学習
みたいな色々な分野にゴールを作ります。
なぜなら、人生は一つのことだけでなく、色んな要素が絡み合ってできているからです。
一つだけのゴールだと、そのゴールに関してうまくいかなかった時に人生がうまくいっていない感が出ます。
でも、色んな分野にゴールがあれば、ここではうまくいってないけど、他でうまくいってるからとバランスが取れます。
そのほうが幸福度が高くなりやすいんです。
ゴールはいくつあっても良い
ゴールは、色んな分野に設定していいですし、一つの分野でも色々設定しても良いです。
色々なゴールがあればあるほど、こういうことをしたい!というモチベーションは勝手に高まります。
「え?やりたいことがありすぎて時間足りないんだけど・・・分身ほしいわ」という状態が生まれます。
実際にぼくは、
- コーチングでやりたいこと
- ゲームでやりたいこと
- 学びたいこと
- お金で叶えたいこと
- 住みたい家
などなど、叶えたいことがありすぎて時間もお金も人手も足りてません。
まだまだやることがあります。
ゴールは現状の外に作る
どういうゴールがより良いゴールなのかというと、「現状ではどうやって叶えたらいいか見当がつかないくらいのこと」をゴールにすると良いです。
というのも、ゴールが遠ければ遠いほど、輪ゴムを引っ張った時のようにエネルギーが強くなるというのがコーチングの理論です。
でも、自分から遠すぎると漠然としすぎて、現実味がないのでやる気が起こらないという実験データがあります。
じゃあ、この矛盾をどう考えるのか?
ぼくが出した結論は、
- ゴールを達成している自分のリアリティのあるセルフイメージを作る
- 途中にザクっと刻んだ目標を設定する
- 日々の行動目標を作る
ということをします。
ゴールの達成方法は設定時に見えなくていい
よく目標設定をすると、その時点で細かく行動計画まで立てようとします。
これはやってはいけません。
というのも、ゴールを設定した時点ではどうやって達成するかわかってないことがゴールだからです。
でも、ゴールを設定すると、その情報へのアンテナが立ちます。
すると、後日にそのゴールを達成するための情報が見つかります。
大体、「たまたま見つけた」みたいなことが起こります。
スピリチュアル寄りな人は引き寄せたと言います 笑
情報をキャッチすると「あ、こうすればいいんだ」ということが見えるので、そこで初めて目標ができます。
目標ができると、行動指針ができます。
この情報のキャッチから行動指針までは、自然な流れでキャッチできるのがベストです。
流れに身をまかせるくらいのリラックスが必要です。
何としてでもみつけてやる!!!みたいな気合は空回りして、情報を見えなくしてしまいます。
稼ぎたい!!!と思って行動や勉強し始めた人が、逆に稼げなくなってお金がなくなるのはこのためです。
(はい、過去のぼくです)
ゴールは大小あっていい
ゴールは全部大きくなければいけないかというとそんなこともありません。
というのも、人は現状を維持するというのもめちゃんこ重要な役割だからです。
なので、体重がそれなりに健康を保てている体重の人のゴールは、現状を維持するでも全く問題ないんです。
でっかいゴールも小さいゴールも色々設定しましょう。
カテゴリ別ゴール設定
カテゴリ別に参考になるゴール設定のポイントを書きました。
あくまでも参考なので囚われすぎないようにしてください。
お金
お金は仕事とセットになりがちですが、分けましょう。
年収1000万欲しいとして、その手に入れる方法は何でもいいわけです。
ここを仕事とセットにすると、方法が縛られることになって囚われます。
お金はお金として、ゴールを作りましょう。
さらに、金額でもいいですが、「支払いに余裕がある」みたいな状態をゴールにしても良いです。
仕事(キャリア)
仕事の定義は、「止められてもやりたい人の役に立つこと」です。
なので、「お金」という文字は入っていません。
例えば、コーチングをぼくはやってますが、そのゴールを「コーチングで年収1000万」みたいにすると、苦しみます。
どういう風に人の役に立ちたいのか?
例えばぼくなら、「常識に縛られない考え方ができて、堂々と生きられる人が増える」というような感じのゴールを設定しています。
あと、世界トップを取るeSportsチームのコーチをするみたいなゴールも最近持っています。
大体人の役に立てば、やり方(スキル)の部分を間違えなければ収入はついてきます。
健康
ダイエットでよく、○キロ痩せる!みたいな目標を立てる人がいますが、目標を達成した途端にリバウンドしたりします。
なので、これもどういう状態なのか?にフォーカスするほうが良いです。
趣味
「止められてもやりたい人の役に立たないこと」が趣味です。
もう、好きにゴールを立てましょう 笑
(雑だな)
家族、パートナーシップ、人脈
自分だけでなく、相手との間でどんな状態になるのか?
どういう人と付き合いたいのか?
といったことを考えてみると、ゴールができてきたりします。
案外結婚しなくてもいいかも、みたいなのも出てきたりします。
社会貢献
どんな風に世の中に貢献したいのか?
抽象的な範囲のゴールは大きくなりやすいので、大きいゴールを設定してみたい時には使えます。
一度ゴールを設定したら
一度ゴールを設定したら終わりではありません。
ゴールは明日変えてもいい
ゴールは一回決めたら変えてはいけないということは全くありません。
変えてはいけないというのは、やりたい、よりも、やらなきゃを生み出します。
明日変えてもいい。
やっぱりこっちにしよう。
そう思うのは自由です。
小学生が、昨日までは〇〇君が好きだったのに、今日は××君が好きになってる。
それくらいの気軽さで変えて大丈夫です。
自分がしっくりくるものに変えましょう。
アップデートしましょう(抽象化する)
最初設定できるゴールは、自分で考えられる範囲の中でのゴールです。
比較的簡単に最初のゴールは達成できたりします。
すると、エネルギーがなくなってしまいます。
人はゴールがなくなると生きる意義を失ってしまいます。
ゴールはどんどんアップデートしていきましょう。
ゴールを達成してるセルフイメージでアファメーションを作る
設定したゴールが遠いと、現実味がなさすぎてあまりモチベーションが上がらないと思ってしまうことがあります。
一度動き始めても、潜在意識で拒否をして元に戻ろうとすることもあるので、日々セルフイメージを繰り返し描きます。
当たり前の基準を上げていきましょう。
そのために、ゴールを達成している自分のセルフイメージをつくります。
アファメーションがここで有効なスキルです。
アファメーションはゴールがあってはじめて役に立ちます。
アファメーションを作り、朝晩アファメーションを唱えましょう。
ゴール設定のチェックポイント
ゴールを設定したら、そのゴールがしっくりくるのか?
チェックしていきます。
止められてもやりたいか
まずは、そのゴールは自分がやりたいと思えているものか確認してみましょう。
あんまりしっくりこないなと思ったら変えても大丈夫です。
まず設定してみることが大事です。
設定して、日々を過ごしてみるとしっくりくるかどうかわかります。
もし、人に止められてもそれでもやりたいと思ったらきっと今のあなたにとってしっくりきているゴールです。
ゴールへの執着を手放す
最後に大事なことが、ゴールへの執着を手放すことです。
やりたいと思ったゴールも、それを叶えなければならないと思うようになると、義務感が出たり、やりたくなくなってしまったりします。
また、ゴールができない・・・と悩んでしまうことも出てきます。
それは本末転倒。
ゴールはあくまでも自分が行動するモチベーションの源泉となるものです。
難しいことを考えずに動けているのならおっけーです。
執着は手放していきましょう。
ということで
今日もやりたいことをやりましょう!
では。
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