【断言】コーチングの質問は何をするかより誰がするかの方が重要

大久保歩一(あゆむ)
どもー!
大久保歩一(あゆむ)です。

ぼくは8年前に「魔法の質問認定講師」という資格を取ってずっと質問を研究しているので、一応質問力のプロです。

そして、コーチングをしていると、質問上手ですね!と言われることが度々あります。
ありがたいのですが、プロ野球選手に野球うまいですねって言うようなもので、そりゃそうなんですが 笑

 
そういう資格もあるくらいで、コーチングにも質問力が重要なスキルだと言われています。

でも、ぶっちゃけコーチングにとって質問するよりももっと重要なことがあります。

なので、こんなツイートをしました。

というわけで、今日はこの話からいい質問をするためにどうしたらいいかを解説します。

コーチングでの質問は何の質問かより誰が質問するかの方が重要

相手の話を聞ける状態って、コーチの状態が良くないとできません。
結局、誰が質問するかの方が重要です。

同じ質問も良くも悪くもなる

この人には話しやすいけど、この人には話しにくいってありますよね。
質問は何の質問をするか以上に、誰がどんな状態で質問するかの方が重要です。

会社に寝坊して遅刻した場面で「何で遅刻したの?」と聞かれた時に

  • 普段からちょっとしたミスを見つけて怒鳴り散らしてる上司
  • 普段から失敗を許容して改善することを大事にしてる上司

この二人だったら、どちらの人に質問に答えたいですか?

圧倒的に後者の上司ですよね。

同じ質問をしても、正直に理由を話すのか、自分を守るために嘘をつくのか変わります。

これは極端ですけど、その人が機嫌がいいのか、機嫌が悪いのかで答えを変えることもあるはずです。

そんな風に、どういう質問をするのかよりも、誰が質問するのか?どんな状態で質問するのか?の方が重要なんです。

でも、世の中ではすぐに答えを求めるので、何の質問をするのか?にばかりフォーカスされます。

でも、普段から怒ってる上司が、何の質問をすればいいか学んで、部下に質問したところで、期待通りの答えが返ってこなければどうせ怒ります。

うざっ 笑

いい質問は自分が知っている

質問は突き詰めると「なぜ?」「他に?」「とは?」「それで?」の4種類に集約されます。

この4種類に色々な表現があるって感じです。

でも、重要なのは質問の種類を知ろうとするより、自分のオリジナルをためていく方が良いです。

 
どんな質問がいい質問なのか?って実は自分がよく知っています。

というのも、今まで生きてる中で人からたくさん質問されてきてるはずです。
その質問のなかで、これは質問されてよかったな、これは嫌だったなっていうものがあるはずです。

いい質問の特徴としては、

  • 自分の気づいていなかったことに気づける
  • 新たなアイデアが出てくる
  • 考え方が変わる

なんてことが起こるものです。

そういう質問をストックしておくと自分だけの質問集が出来上がります。

自分の中にオリジナルをストックしておく方がより良いです。

いいコーチングは質問しないことの方が重要

そして、冒頭にも書いたのですが、いいコーチングでは、質問するよりも相手の言いたいことを見極めることに重点を置きます。

いい質問とは、相手が本当に言いたいことがわかって初めてできるからです。

逆に相手の言いたいことがわからなければ、分かるように質問をしたりもしますが、やりすぎると尋問になってうざがられます。
(経験済み)

大事なのは質問するよりも質問しないことです。

国語の時の「この著者の言いたいことは何でしょう?」をずっと自分に問いかけているようなもんです。

そうして話を聞いてると段々と相手の言いたいことが分かるようになります。

相手の言いたいことを見抜くのがうまい人はコミュニケーション上手って呼ばれたりもします。

コーチングでいい質問をするために意識するといいこと

意識すると良いことは、自分と相手の状態観察です。
観察する目を養いましょう。

1:自分の状態はどうなってるか?

まずは自分の状態を知ることが必要です。
そもそもイライライしていたり、状態が良くないのに相手に質問をしてもいい質問ができません。

こう言う答えを答えてほしいという期待が出てきます。
人は期待が外れると怒りに変わります。

そしてその機体は相手に伝わります。
そんな状態では相手は本当のことを話せませんよね。

だから、質問するより先に自分の状態をよくしておくことからスタートします。

2:相手はどんな状態か?

次に相手はどういう状態なのか観察します。

コーチングにおいて、言語情報以上に重要視されているのは非言語情報です。

相手の姿勢、雰囲気、表情、目の動き、口の動き方、顔色などなど、言葉以外の情報を感じ取ります。

そして、非言語の部分にも働きかけたりします。
よくあるわかりやすい例は、相手の話すスピードのペースに合わせて話すみたいな感じです。

相手が今質問に答えられそうにないなと思ったら、質問しません。

適切な選択ができるように相手の状態を観察します。

3:本当に言いたいことは何?

次に相手の話の中で本当に言いたいことを観察します。

とにかく観察です。

仕事を辞めたいって言ってるけど今の上司が嫌なだけだとか、お金を稼ぎたいと言ってるけど楽してもらえればいいと思ってるんだなとか、経営の悩みを話してても実は奥さんとうまく言ってないだけだなとか、いろんなことが見えてきます。

その上で初めて質問をするんです。

そうしないとトンチンカンな質問をすることになります。
だって奥さんとうまくいってないのが本当は悩んでることなのに、社員にどう働いて欲しいですか?みたいな質問してても解決しないですよね。

とにかくよーく相手の話を聞きましょう。

いい質問は日常の中から探そう

いい質問は、日常の中にたくさん落ちています。
どういう質問がいい質問だろう?と自分に問いかけながら生活していくと、ちゃんといい質問が目につくようになります。

人の脳の機能はそうやってできてます。

あなたに取って重要なことに気づくようにできています。

自分の状態を整えて、相手の話を聞き、いい質問を探していく。
これが大事なステップです。

 
ということで
今日もやりたいことをやりましょう!

では。

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