大久保歩一(あゆむ)です。
よく、サービスや情報は出し惜しみせずに提供しましょうと言われたりします。
よし!じゃあ出し惜しみせずに提供しよう!としてみると…
問題解決をしてしまって、「自分一人でやってみます」と言われて、継続契約してもらえないというもの。
ぼく自身もこの悩みは長らくありました。
結論から言うと、お客さんに壮大な勘違いをさせてしまっています。
モテない男子に優しくして気があるように思わせてしまうくらいの罪です。
その行為は青春の一ページでは重罪です。
懲役50年執行猶予なしの判決が下ります。
控訴は認めません。
即改めてください。
ではなぜ、重大な罪なのか?詳しく解説していきます。
満足≠問題解決
コーチングやコンサルティングなどの相談業によくありがちな勘違いは、初回のセッションでお客さんを満足させすぎてしまって、継続の契約をしてもらえないというものです。
しかし、そもそもの前提が間違っているのです。
満足=問題解決
という前提が。
プロの力を借りるということは、一人では解決できないことだからプロの力を借りるわけですね。
割れたガラスの修理が自分ではできないからガラス屋に頼むわけですし、
常に新しいたくさんの飲み物を冷蔵庫に保管しておくのは自分ではできないからコンビニやスーパーに行くわけですし、
面倒臭い法律の書類を間違えなく書くのは難しいから、行政書士や税理士に頼むわけです。
ガラス屋なら目に見えるのでわかるんですが、コーチングやコンサルティングみたいな、目に見えないものだと悩みが自分一人で解決できること、できないことが分かりにくいことが多かったりします。
でも、一人ではできないことも、一人ではできると勘違いさせてしまっているのは、あなたはもうプロです!あなたにもできます!って勘違いさせてしまっていることになるわけですね。
どこぞの情報商材屋かて。
再現性100%!!あなたもこれを見るだけで美女にモテるようにになります!!
って言ってるようなもの。
勘違い男子を生み出してしまいます。
アドバイス≠問題解決
そもそも、アドバイス=何をしたらいいか?という項目でしかないです。
その項目は、実行される必要があります。
チラシをポスティングしたらいいです。
ってアドバイスに対しては、「チラシをつくる」「チラシを撒く」という実行が必要になります。
アドバイスする側の頭には、完成形のイメージがありますが、相談してる側にはそのイメージがありません。
さらに、イメージができたとて、イメージ通りにできる技術があるわけでもありません。
YouTubeでロナウジーニョのサッカーのプレー動画を見て、イメージがあってもその通りにできないようなものですね。
だから、もし解決できるアドバイスだったとしても、解決しないことの方が多いのです。
アドバイスはいろんな背景があって初めて実行されます。
そもそも、アドバイスは大体世の中のネットに落ちてる情報です。
知らない場合もあるけど、知っているよ、聞いたことあるよということはよくあります。
しかし、知っていたとしても検討された結果実行されていないのかもしれません。
やったけど上手くいかなかったのかもしれません。
なぜ、実行されないのか?上手くいかなかったのか?ということの方が重要です。
アドバイス=問題解決なら、きっとダイエット本はこんなに種類がないと思います。
YouTubeでナンパの動画を見て、ナンパができると思ってしまい、道に出たら全く声かけられず地蔵になってしまう男子を量産することになります。
勘違い男子を生み出さないためにプロのあなたがすべきこと
ここまでは一人でもできるけど、ここからは一人ではできない。
ここまでは他のプロでもできるけど、ここからは他のプロにもできない。
という線引きを明確にしてあげる必要があるわけですね。
そうしないと、その悩みの解決に詳しく無いお客さんは、どこまでは自分の力でできるのか、どこからはプロの力を借りないといけないのかわからないからです。
ということはですよ。
その線引きがこちら側で分かってないといけないって話になるんですよ。
例えば、ぼくのセッションの場合は、
その人に成長ではなく進化を起こして、自分の納得できるやりたいことをやる人生を送るサポートをするのですが
ここまでは自分でできるものの一部としては、
自己分析みたいな質問に答えてみるワークは自分でもできますね。
日々自分の感じてることを客観的にみてみるのも頑張ればできます。
自分でできないものの一部は、
自分のしがみついてる価値観を客観的に伝えることはプロじゃ無いとできませんね。
的確な質問力の高さもプロじゃ無いとできませんね。
さらに、他のプロにもできないのは
価値観にしがみついてる状態を自分が笑えるようにして、悩んでるのがバカバカしくなるようにできるは他のプロにもできません。
相談してて気を使って疲れてしまうということが一切ないのは他のプロにはできません。
こうすれば、ここまでは◯◯さん一人でもできるけど、ここからは自分一人でも無理だからプロの力を借りた方がいいですね。
ここまでは他のプロの力でもいいけど、ここは他のプロのところに行っても解決しないから、うちじゃないと無理ですね。
ということを売り込むことなく伝えることができます。
売り込まないから、お客さんも売り込まれてる感じがしません。
これをしないと、お客さんはわからない。
一人でやってみますというセリフはあなたが振られているのではなく、勘違い男子をあなたが爆誕させてしまった瞬間なのです。
『一人でやってみます!』が正しい返答の場合
もし仮に、一人でできる範囲のことを伝えて、『一人でやってみます!』と言われたら、そりゃそうだ!!!って話なわけですね 笑
一人でできる範囲はここまででそれはやったらいいけど、それだけだとこの悩みや問題は解決しませんよってことを伝えないと、お客さんに勘違いが起こる。
結果、希望だけ持たせて最終的にガッカリさせることになる思わせぶりな女子生徒になってしまう。
悪魔かて。
もし、これ以上は一人はできませんし、ここは他のプロでもできませんってことを伝えても、一人でやってみますって返答なら、それ以上口説くのは無理です。追いかけすぎてしつこい奴になって嫌われます。
時間をおいて「あれからどうですかー?」とでも聞いてあげましょう。
そんなあなたには、レペゼンのDJふぉいの動画を処方しておきます。
悩みが解決してなかったら、あなたは超当たる占い師のように「そうでしょう。私にはあなたの未来が見えていました」とドヤってください。
そして、「その悩みを解決するためにはこの壺を買いましょう」とススメてあげてください。
嘘。
「もし、本当に解決したい場合は、サポートさせていただく準備があります。いかがですか?」と聞いてあげてください。
それでも、イエスとならない場合は、本当は解決したくない or あなたと合わない or (ごく稀に)ガチで余裕がないのでタイミングじゃない のどれかです。
そうすれば、あなたは勘違い男子を爆誕させずに、ちゃんとモテるようになります。
Let’s Do it!!
…?
ちょっとまって?これなんの話だっけ?