大久保歩一(あゆむ)です。
この間クライアントから、水虫についての相談がありました。
コーチングで水虫の相談ってw
はい。ちゃんと答えました。
体の悩みが恥ずかしいと思うのはみんな一緒な話【水虫から考える】
そんなわけで、今日は同じクライアントから蜂に刺されることについての相談です。
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彼のことで相談です。
彼はこれまでに何度か蜂に刺されており、もし今度刺されたら命の危険があるかもと前回刺された時に会社の医務室の先生に言われたのだそうです。
危険が及ばないようにするには蜂に近づかないとか、自分で気を付けるしかないのでしょうか?
アナフィラキシーショックにどう対処したらいいのか?それから普段から解毒するとか、予防することはできないのでしょうか?
あゆむさんの専門外かもしれませんが、お答えいただけると有り難いです。
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まさかのアナフィラキシーショックについての質問です。
調べたら、まあ、下手に刺激しないとか、自分でも注射を持っておくみたいな対処法については書いてありました。
でも、それ以上に重要なことがあります。
そこでこんなツイートをしました。
自分の恋人とか嫁旦那、家族なんかが、何かの病気やアクシデントで死ぬかもしれないことって可能性があるわけですよね。
いくら気をつけてても運みたいなものなのでそこは左右できないわけですね。
できることって後悔しないような関係を作っておいたり、言葉かけたりとかしておくほうがいいよね。
— 大久保歩一(あゆむ)@潜在意識の専門家/自信つけさせ屋 (@nico25okb) September 29, 2019
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自分の恋人とか嫁旦那、家族なんかが、何かの病気やアクシデントで死ぬかもしれないことって可能性があるわけですよね。
いくら気をつけてても運みたいなものなのでそこは左右できないわけですね。
できることって後悔しないような関係を作っておいたり、言葉かけたりとかしておくほうがいいよね。
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この話を解説します。
※ちなみに、後日他のクライアントからこの相談者の方へアドバイスが来ました。
最高すぎますね。
大事な人が死ぬかもしれないと思って生きる道
人は100%死ぬし、いつ死ぬかはぶっちゃけ運です。
人はいつか死にます。でもそれは今じゃない。
今このブログ記事を読んでいるということは、あなたはまだ死んでいないということ。
多分、大事な人もおそらく死んでいない可能性が高いはずです。
でも、残念ながらいつか必ず死にます。
『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』という本で書かれているのは、人が死ぬのが怖いのは、「やり残した未来が奪われる」からだそうです。
逆にやり残したことのない人は、死ぬのが怖くないのだそうです。
この、大事な人が死ぬかもしれないということに対して、不安を感じるのはやり残したことがあるからですね。
まあ、まだ結婚してなかったらそりゃまず結婚したいわ!みたいなのもあるかもしれません。
その恐怖があるわけです。
で、今はたまたま蜂刺されによるアナフィラキシーショックで死ぬかもしれないというわかりやすい現象が目の前に現れたので、この恐怖感が出てきたわけですね。
心配しすぎても仕方がない
まあ、ぶっちゃけ心配しすぎてもしょうがないわけです。
実際数字で見てみると、蜂に刺される人は年間1,500人くらいいて、アナフィラキシーショックで死亡する人は、20人くらいです。
そのうち半分は、刺される可能性の高い職業に就いています。
https://allergy72.jp/bee-allergy/what.htmlより
ってことは蜂に刺される可能性の低い職業で、蜂に刺されて死ぬ可能性は、蜂に刺された人のうち、0.67%です。
全人口のうち蜂に刺される確率は、0.00125%です。
交通事故で死ぬ可能性が0.52%なので、むしろ交通事故で死ぬ可能性の方が高いわけですね。
だから、そんな心配しすぎてもしょうがないわけです。
引き寄せの法則的に言えば、心配しすぎるとそのイメージ強くなるんで、そういう心配になるような出来事が他になにか起こりやすくなるよって話です。
ここでうちの嫁の名言を一つ。
支払いに困ったときに慌ててる横で平然としてる嫁に不安にならないの?って聞いたら
『不安になってお金入ってくるならいくらでも不安になってあげるけど』
って言ってました。
心配して蜂に刺されないなら、心配しておきましょう。
人の人生は変えられない
そして、重要なことをもう一つ。
彼の人生はあなたには変えることができないってことです。
変えることができるのは彼だけです。
あなたが、どんなに注意したり、こういうことをした方がいいと言っても聞くかどうかはわかりません。
じゃあ聞いたからって蜂に刺されないわけでもないし、聞かれなかったからって蜂に刺されるわけでもないです。
さらに、蜂に刺されても死ぬかもしれないし死なないかもしれない。
その人生はあなたに歩むことはできないものです。
ちなみに、ぼくはよく子供たちが死ぬところを想像したりします。
イメージの中では、いとも簡単に死んでしまうので、その度に大事にしようと思います。
大事なのは後悔しないこと
一番重要なのは、あなたが彼との関係で後悔しないことです。
大事な人はいつか死ぬ。
それはあなたより早いかもしれないし、遅いかもしれない。
一緒に死ぬかもしれません。
それはわからないわけです。
そもそもずっといっしょにいるかどうかもわからない。
でも、今は一緒にいる。
だったら、今後悔しないような関係を作って置いた方がいいわけですね。
言いたいことはいい、やりたいことはやった方がいい。
死んでから後悔してもしょうがないですからね。
まあ、それも一つの人生です。
でも、できることをやって、後悔する可能性を低くした方がいいんじゃないかなって思います。
大事な人が死ぬかもしれないならどう生きるか?
死ぬことを前提として考えておきましょう。
どんなことをしておきたいか?
もしいつか死ぬのだとしたら、それまでにどんなことをしておきたいですか?
行ってみたい場所、一緒にやりたいこと、話しておきたいこと、なんでもいいです。
自分がこの人とどんなことをしておきたいのか?
この機会にぜひ考えておきましょう。
そして、一つ一つやりましょう。
ついでに、自分が人生でやりたいこともこの際考えてしまいましょう。
どんな関係を作りたいか?
大事な人とはどんな関係を作りたいのか?
これも改めて考えることのできる機会です。
パートナーと言ってもいろいろな形があるし、いろいろなあり方があります。
ぶっちゃけ正解なんてないです。
でも、自分の中でこういう形でありたい、こういう関わり方をしたいという理想の関係性を考えておきましょう。
毎日を全力で生きてるか?
そんなこんな考えておきますが、大事なのは毎日が全力で生きられているかどうかです。
ぶっちゃけ、手を抜いた日々を送ってると後悔します。
でも、全力で生きてたら、死ぬときにはやりたいことまだあったなと思うかもしれませんが、後悔はしないはずです。
本当はやりたいけどやってないことはどんどん挑戦していきましょう。
一緒にやりたいことはどんどんやりましょう。
目の前のことを120%でやりましょう
蜂に刺されて死ぬかもしれないという話から、二人の関係性の話とか、やりたいことの話まで広がりましたね。
でも、ぶっちゃけ大事なのって周りの人との関わりを通して自分の人生を考えるってことなんじゃないかなと思います。
仏教で大事な概念は、縁起です。
すべてのものは関わりでできているということです。
あなたは今回、蜂と彼との縁ができました。
その関わりで自分のことを考えることができるわけです。
ほとんどの人が考えることのない死について向き合うことができるわけです。
ネガティブなことに見えて、実はポジティブなことかもしれませんね。
というわけで
今日もやりたいことをやりましょう!
では。
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