大久保歩一(あゆむ)です。
今日はクライアントより相談された
素の自分でいられるための秘訣について解説します。
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質問なのですが、「素の自分でいられるコツ」
がありましたら、教えていただきたいなーと思います。
私は子供の頃から、家族以外の人付き合いにものすごいエネルギーを使っているようで、疲れます。
年を取るにつれ、人づきあいがうまくなった部分もありますが、
親しくなったり、もっと親しくなりたい人に対してもつい気を使いすぎて、自分が疲れてしまうことがあります。
またそれを見抜かれて、微妙な雰囲気になってしまったり・・・。
もっと気楽に、素の自分でいられたら、楽しいだろうなーと思うのですが、
何かコツはありますか?
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こんな悩みに対してぼくはこういうツイートで回答をしました。
素の自分でいるコツは、自分の弱いところを先に見せてしまうこと。
例えば、ぼくはトイレ(小)が近いんですよ。
だから、頻尿なんだよねっていうと我慢する必要なくなるし、そういうもんだなって付き合ってくれる。結局無理する関係は続かないので隠さなきゃいけない相手とは付き合えない。
— 大久保歩一(あゆむ)@潜在意識の専門家/自信つけさせ屋 (@nico25okb) November 12, 2019
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素の自分でいるコツは、自分の弱いところを先に見せてしまうこと。
例えば、ぼくはトイレ(小)が近いんですよ。
だから、頻尿なんだよねっていうと我慢する必要なくなるし、そういうもんだなって付き合ってくれる。
結局無理する関係は続かないので隠さなきゃいけない相手とは付き合えない。
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今日はこの話を解説します。
素の自分でいるコツは自分の弱みを見せること
自分の弱みを見せると、人はなぜか好きになってくれるという習性があります。
人は自分より下が見えると安心する
自分の弱みを出すと、相手は安心します。
人は自分のことが常に誰かより上でありたいと無意識に思ってます。
逆にいうと、人に下に見られることを怖がっています。
なぜなら、昔は権力争いによって殺されるリスクがあったからです。
動物界でも、弱肉強食なので負けること=死という本能がDNAに刻み込まれています。
人は自分が相手より下に見られるのって怖いんです。
逆に人を下だと思えると人は安心します。
だから、自分の弱みを出してしまうと相手は自分の方が上に立てたのだと思って安心します。
その結果好かれます。
隠すことにはコストがかかる
逆に自分の弱みを隠して見栄を張って生きるとコストがかかります。
過去に見栄と借金の関係について書きました。
・見栄を張ると借金が増え始める。700万円が教えてくれる借金の正体
隠すのってエネルギーがいるんですよ。
常に自分の隠してることが相手にバレないか、潜在意識で気を使い続けてる状態です。
だから、エネルギーのロスが多いんです。
その結果やたら生きることに疲れるわけですね。
これが、人と付き合って疲れる正体です。
無駄なエネルギーを使って生きてる状態です。
もったいないんですよね。
隠すって思ってる100倍疲れます。
隠すことは思ってる以上に疲れるということを知って、隠すことを設計しないとマジで疲れます。
戦略的に隠すというと若干聞こえが悪いので、出す場所、出さない場所を決めるという感じです。
無理する相手とは一緒にい続けられない
そもそも論として、隠して無理をし続ける相手とは一緒にい続けるのって難しいんですよね。
さっき言ったように、ずっとどこかでエネルギーを使い続けるので、どこかでエネルギーが切れます。
そのエネルギーが切れた時に人はボロが出ます。
大したものじゃなければ大した問題にならないですが、大事になって関係が破綻するなんてこともあります。
付き合ってしばらくして蓋を開けたら相手に奥さんと子供がいたなんて良くある話じゃないですか 笑
最後まで隠し切れなかったわけですね。
最初から自分には嫁と子供がいるよって公開された状態で一緒にいたら、そんな問題は起こらなかったわけです。
入ってから試練を課すより、入り口を狭めておいた方が楽だよってことです。
素の自分でいるのは難しくない
素の自分でいるって、結局のところそんなに難しくないんですよ。
全ての人と一緒にいようとしなければいいわけです。
自分の弱みを受け入れられる相手とだけ一緒にいることを選択すればいいわけですね。
今はSNSとかネットが発達したおかげで、コミュニティを変えるのが楽になりました。
昔は自分の住んでる地域や会社とか狭い範囲でしかコミュニティを選べませんでした。
だから、コミュニティを変えるのもハードルが高かったんです。
それが楽になったのだから、そんなに無理する必要もなくなりました。
で、自分のことを大丈夫って思ってる相手としか一緒にいないのだから、わりと素で生きられます。
素の自分でいるコツを実践するためのマインド
マインドを意識して過ごしていくと身についていきます。
本音と建前はうまく使い分ける
まず、全部本音を出す必要はありません。
素の自分でいるために、どんな相手にでも本音だけで生きればいいかというとそんなことないです。
建前は、自分のことを隠す守りに使うのではなく、相手に心地よく居てもらうために使うおもてなしです。
スーツもルールだから着るのではなく、相手をもてなすために着るのです。
みんなこの辺を間違えてます。
本音も、必要なところでだけ出すようにしましょう。
まあ、大抵の弱みなんて出したところで、大してどうにも思われないですから 笑
その人の職業が変わったところで、へーって思うくらいですよね。
そんなもんです。
弱みをどれだけ先に伝えられるか勝負
弱みはできるだけ後に出そうとするから問題が起こります。
弱みはできるだけ最初に伝えてしまいます。
ぼくはいろんな人と会った時に、自分は下心しかないよなんてことを伝えたりしてました。
すると、まあそういうものだよねと思って付き合ってきます。
それが合わない人とは一緒にいることができないので、自分の早く知っておいて欲しい弱みは先に伝えてしまいます。
どれだけ早く伝えられるか勝負です。
もはや相手は関係ありません。
自分の価値との勝負です。
タイムアタックをしましょう。
嫌われても出会いはまたある
この人と嫌われたらもう自分には一緒にいる相手がいないと思うと、弱みは伝えられなくなります。
告白が勇気がいるのはこういうことです。
振られたらもうこの関係が続かないと思ってしまうから怖いわけです。
でも、フラレに振られ、振られまくって最後にOKされてそこから結婚までいく人もいます。
さらに、もし関係が終わったとしてもさっき書いたコミュニティを見つけるハードルが下がっているので、新たな人ともすぐに関係を作れます。
安心して自分の弱いところを出していきましょう。
弱みを出すとファンが増えるので素の自分を出しましょう
見栄を張ると人が好きになってくれるのではありません。
逆です。
自分の弱みを出すと、好きになってくれる相手が増えます。
早くその勘違いをやめましょう。
最初は勇気が入ります。
でも、一度その勇気を超えると、なんだ大丈夫じゃねーかってなります。
ぼくは当時700万だった借金を公開してみたら、友達が一気に増えました 笑
ぜひ弱みは出してください。
というわけで
今日もやりたいことをやりましょう!
では。
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