目の前の人の話に集中できないのは当たり前な話【脳科学の話】

大久保歩一(あゆむ)
どもー!
大久保歩一(あゆむ)です。

クライアントからの相談が来たのでその相談に回答します。
今回は、目の前の人の話に集中できないって相談です。

 

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物事を進めたり、人と話をしている時にどうしても目の前の事に集中することが苦手です。

仕事をしていても別のことが頭に浮かんできたり
人と話をしている時も、特に聞いている時に全く違うことが頭に浮かんでしまい、上の空で聞いていることがよくあります。

なので、目の前の事や人に全力で接することができません。

これって、みんなそうなんでしょうか?

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こういう悩みってありますよね。
この悩みは結構みんな共通で悩んでいたりします。

そこでこんな回答をしました。

今日はこの話を解説します。

目の前の人の話に集中できないのは当たり前な話

そもそも割とみんな人の話って聞いてないんですよね。
それが大前提です。

みんな人の話なんて聞いてない

基本的に、人は他人の話をあまり聞いてません。
大体の人がそうです。

優秀なセールスマンやカウンセラー、コーチ、コンサルタントのような聞くこと=収入のような職業の人は聞く能力を磨いてます。

でも、そうでなければ大抵の人は対して人の話なんて聞いてません。

そんなものです。

 
だからこそ、この悩みは割と普通なことです。

この悩みに悩むのは、私は女の形をしていて、女として育てられてるんですし、私女だと思うんですけど、私はおかしいんでしょうか?

と悩んでるようなものです。

まあ、普通に女の人で別に何もおかしいことないですよね。
(もちろん、LGBTがあるのですが、今回は考慮してません)

 
だから、人の話を集中して聞けないんですけど私おかしいんでしょうか?って聞いてる時点で

いや、普通なことだよって話なんです。

 
なのでまずは安心しましょう。

人は自分の興味のあることしか聞けない

人の脳の性質上、自分にとって重要な情報しか認識できないようになってます。

そして、人は四六時中自分の脳の中で会話が繰り広げられてます。

 
なので、そりゃ大して興味がない話だったら聴けるはずがないよねって感じなんですよ。

そういう脳の構造になってます。

 
ぼくもブログ書いてて余計なことばっかり気になりますもんね。

多分、その話、そんなに興味がない話が多いんじゃないかなと思います。

そして、案外上の空で聴いてる感じがしてても耳に話は入ってるので潜在意識的に認知はされてます。

なので、聞いてなかったはずだけど話の展開がわかったりします。

そういうことも起こります。

脳って面白いんですよ。

 

集中力=情報を遮断する力

集中力って何かといえば、情報を遮断する力です。

目の前の人の話に集中するって、それ以外の情報を遮断する力です。

でも、ぶっちゃけ人が集中できる時間なんて1日の中でせいぜい45分とか、多くても2、3時間です。

24時間の中でそんなものです。

それが人の話をしてる時に当たるのかっていったら結構難しいんですよね。

で、意外と人との話ではアイデアが必要です。
いろんな発想が必要です。

だから、ちょっと上の空で聴いてるくらいのことがあって、自分の中で違う発想が出てきててもOKだったりします。

とくに仕事に支障があまりなければ問題ないです。

もし支障があるなら、メモを取るとかして聞くみたいに、情報に対する集中度を上げるという対策が必要になります。

相手の話が重要になるフォーカスをしよう

で、相手の情報が重要になるようにフォーカスできれば相手の話を割と聞いていられたりします。

人は自分に関係があると思うと重要度が上がります。

例えば相続の本もただ読んでるとあまり頭に入ってこなくても、自分が相続問題に直面した時に読むとどんどん頭に入ってくるような感じです。

人の話も、自分に関連するようにして聞くようにしていくと、話を聞きやすくなります。

後半では、具体的にどうするのか解説します。

 

目の前の人の話に集中できない時の対策

聞く時、話す時で対策が違います。

聞く時:相手の本当に言いたいことは何だろう?

まず、聞く時が一番目の前の人に集中できなくなると思うので、ここが一番大事かもしれません。

相手が話していることって、普通に聞いてるだけだと結構聞き逃します。

特に相手がどんなことを伝えたいのか?というのは相手自身も気付いていないことがよくあります。

なので、こちらが注意しながら聞く。

相手はどんなことを言いたいんだろうか?
本当に伝えたいことはなんなんだろうか?

それを意識しながら聴いていきます。

カウンセリングなんかで言われる傾聴が優れてるのは、この相手の本当に伝えたいことを見つけることができるからです。

傾聴とは、黙って聞くことでも、ただうなずいて聞くことでもないです。

相手のいいたいことに注目して聞くことです。

話す時:相手の興味あることを話す

話すときは、自分の話したいことよりも相手が興味あることを話します。

自分の話をあまり聴いてもらえないと感じることもありますし、逆に相手を目の前にしてるのに相手を無視して話してしまっている状態になったりもします。

それを防ぐのは、結局のところ相手の興味あることを話すことなんですよね。

相手が興味あることについて話すから、相手は聞く気が起こる。
そして、相手の興味あることを考えるから結果として目の前の相手に集中できるってことなんです。

頭に浮かんだことはメモしておいて後で考える

もう一つ重要なのは、考えがどんどん浮かんできてそっちにばかり気を取られてしまうときです。

その原因は、一度考えて中途半端になっていることって脳は嫌います。
完結させたがるんです。

それを防ぐためには、一度考えることをやめること。
後で考えてもいいと脳に感じてもらうこと。

そのためには、一度浮かんできたことをメモしておく。

これによって、考えが飛んでしまうことが減ります。

メモは忘れないためにするものでもありますが、忘れてもいいためにするものでもあるんです。

一旦考えてることを忘れて、目の前の相手に集中できるようにしていきます。

そもそも面白くない相手とは付き合わない

根本的にそもそも面白い相手と話してたら、わりと目の前の人の話に集中できないってことが起こりません。

つまらない相手と話してると、このことは起こります。

だから、自分がどんな相手と一緒にいるのかって重要です。
今回の悩みは案外自分がどういう相手と付き合うか考え直した方がいいよって話かもしれないですからね。

その視点からも考えてみると、違うことが見えてきたりします。

 
というわけで
今日もやりたいことをやりましょう!
では。

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