大久保歩一(あゆむ)です。
・値段がうまく決められなくて・・・
・いくらにすればいいか迷ってるんです。
・これくらいの金額なら人が来ますかね?
値決めってスッキリスンナリできてますか?
なんかスッキリスンナリってロシア語みたいだね。
値決めは経営であるって、京セラの稲盛和夫さんが言ってましたね。
経営の死命を制するのは値決めです。値決めにあたっては、利幅を少なくして大量に売るのか、それとも少量であっても利幅を多く取るのか、その価格決定は無段階でいくらでもあるといえます。
どれほどの利幅を取ったときに、どれだけの量が売れるのか、またどれだけの利益が出るのかということを予測するのは非常に難しいことですが、自分の製品の価値を正確に認識したうえで、量と利幅との積が極大値になる一点を求めることです。
–値決めは経営 | 稲盛和夫 OFFICIAL SITE–
それくらいに値決めって重要です。
でも、起業してセミナーの金額やセッションの金額などってどういう理由で決めてるかというと、意外となんとなくな金額で決めていたりします。
その決め方は、あぶなし!
どうやって決めるのか?ぼくなりの考え方はこうです。
その金額は誰のため?
セミナーの金額を決めるときに、フロントエンドだからこの金額。
原価がこのくらいだからこの金額、は理由にならない。全部自分都合。
お客さんからしたら、そんな理由知ったこっちゃない 笑
— 大久保歩一(あゆむ)/お金の公式証明中 (@takaokb1226) 2018年2月19日
・周りがこれくらいでやってるから
・このくらいの原価がかかるから
・バックエンドがあるから
そんな理由で決めてません?
これ超自分勝手な値決めです。
欲しい金額は自分で決めていいんですけど、この決め方はどこにもお客さんがいないんですよ。
最も大事なのは来てくれるお客さんがどれくらいの価値を得るのか?です。
自動車免許とか、大学生が20万以上のお金払うんですよ?結構高いと思いません?
でも、車に乗れるようになったら好きなところに行けるようになるし、女のとことデートできるようになるし、カッコいいし、大人の仲間入りできた感じがするし、めっちゃ価値があるんですよ。
だから、20万の金額でもいいわけです。
20万って初任給1ヶ月分くらいの金額です。
1ヶ月まるまる働いた分ですよ。
まあー結構大きな金額です。
でも、やってることなんて、大人が誰でもできることを教えてるだけですよ。
超一流の運転ができるわけでもなんでもないんですよ。
やろうと思えば、車に乗れるそこらのおっちゃんですらできることです。
専業主婦の人でもできるし、定年後の人でもできるわけです。
でも、20万円を大学生とかに要求するわけです。
それをちゃんと払うんですから。20万円以上払う価値があるから払うんです。
これって、金額の根拠が相手ですよね。
自分の人生が変わったから、自分がこれだけ苦労したからっていうのも、かんっっぜええええええんに自分都合です。
この人の人生がこう変わるからとか、その人がやると何年もかかるところを2ヶ月でできるようになるからみたいなのならわかりますよね。
ぼくたち起業している人は、自分の都合で何かを決めるんですけど、その根拠は相手にとってどうなのか?で決めなきゃいけないんです。
むしろ金額じゃやる気にならないから、これだけの金額が欲しいでもオッケーですよ。
大事なのはそれを相手に説明して、納得できる理由があるかどうかです。
「えーなにそれ・・・そんなんじゃ受ける必要ないわ」って思われたらお客さんこないですからね。
ぼくは最近3,000円のセミナーとかあんまりいく気がしないですもんね。
どうせバックエンドを売るためのものなことがほとんどだから。
あ、この人趣味でビジネスやってるな、みたいな人の場合は行くことありますけどね。売るのが目的じゃないから惜しみなく出してくれます。
あとは、自分の尻叩くために、その時の自分にとって覚悟が必要な金額を払うものも受けたりします。
起業家マインドと雇われマインドの最大の違い
雇われている時と、起業している時の最も大きな違いはこれだと思っています。
それは
決めること。
値決めは迷うけど、決めるということが雇われてる時との一番の違い。
雇われてる時は全て会社が決めてくれていた。
でも、起業をすると全部自分で決めることになる。値段もちゃんと根拠を持って自分で決めるんだよ。
— 大久保歩一(あゆむ)/お金の公式証明中 (@takaokb1226) 2018年2月19日
雇われている時って最終的に決めるのは会社であり、上司なんですよ。
責任も会社がとってくれますし、自分で責任取ることなんて大してないです。
会社が吹っ飛ぶことになっても、最悪会社辞めるだけでいいわけですからね。
超便利です。
本当にサラリーマンってめっちゃいい立場ですからね。
有給とか神みたいな制度ですよ。
自分が働いてないのにお金が発生するって、どんな権利収入よ!?って思います。
サラリーマンも権利収入あるんですよ。
ボーナスとか、いつもと同じ働きなのにいつもの給料以上のものがもらえるとかどんだけ素晴らしいものなのって感じです。
でも、給料も商品サービスの金額も、決めるのは会社です。
起業家はそこを自分で決める必要があるわけです。
決めることができる人は、自分で給料も決めるし、付き合いたい人も決めるし、人生のパートナーだって自分で決めます。
だから、自由に生きることができる。
でも、決めることができなければいつまでたっても誰かの枠組みの中で生きることになるんです。
誰かのせい、はいつまでも不自由
起業しててコンサルを受けてる人でこんなマインドの人がよくいます。というかぼくは昔そうでしたが。
・この人が売れるって言ったから売ったけど売れなかった
・こうした方がいいって言われたからやったのにうまくいかなかった
・教えてくれなかったからやってない
そりゃ、サラリーマンの時はそれでもいいですよ。
そのまま新橋の高架下で愚痴っててください 笑
起業したら全部自分のせいですよ。
・詐欺にあっても自分のせい
・家賃滞納しても自分のせい
・雪が降ったのは自分のせい
・家族が応援してくれなくても自分のせい
このマインドにならない限りいつまでたっても、誰かのせいにして全くうまくいきませんし、お客さんも来ません。
いつまでもお金の不安が付きまといますよ。
でも、うまくいった時は、自分のおかげだけど、人のおかげとも思っておきましょ。
・売れたのはみんなのおかげ
・いい話が来たのは周りの人のおかげ
・いい出会いがあったのはたまたま
まとめ:金額は自分で決めろ!!!
あなたが今売ろうとしてる商品サービスの金額は、本当の意味で自分で決めなきゃいけないんです。
そして、視点は相手の立場に立たなきゃいけないんですね。
・お客さんにとってこんな価値がある
・私はこれくらいの金額が欲しい
その両輪が必要です。
いつまでも人のせいにしてるのはやめましょうねー。
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