今回もお悩み相談です。
旦那も子供も、家族のことがマジでシンドいんですけど…ってお悩みです。
要約すると…
- 自分自身の愛着障害のせいかもしれませんが、相変わらず何年経っても子供が可愛いと思えません。
- 全員おそらく発達障害やら何かしら生きづらい特性を持っていて日常生活も人並みにできない、暴言や暴力などの喧嘩が激しい
- 家庭が1番安らがず帰宅したくないです。
- 自分の気持ちが安らぐ場所や安全基地はありません。
- 私自身気力がなくなってきて、結婚出産なんかしなければ良かったと後悔するし、1人で暮らせたらどんなに良いかとも思います。
- 自分が輝いていたら家族も変わってくるかと思い、仕事を始めたりしてみましたが、余計事態は悪化
- 子供達が巣立って行ったら少しは楽にはなるんでしょうが、その時は子供に対して申し訳なく感じてしまうと思います。
- 夫にも原因は多々あると思います。
- 離婚は経済的な不安もあり踏み出せません。
- 皆んなが笑って穏やかに暮らせるような家庭にしたいですがうちには無理なんでしょうか。
一言でこの悩み相談を表すと、「食べ過ぎによる消化不良」です。
では、いきましょうー。
悩みの構造
この悩みはいくつかの構造が絡まっているので、まず最初に悩みの構造から整理しましょう。
まず、悩み=構造・論理の問題×感情の問題でできています。
なので、その二つについて分けて考える必要があります。
構造・論理的問題
まずは構造・論理の問題。
物事には必ず構造と論理があります。
家を建てることに例えれば、設計とか骨組みの段階です。
設計の段階で、その家は立たないでしょってものがあれば、家は立たないし、建てる段階で柱を抜いたり、弱いもので建てたら家は立ちませんし、立ったとしてもすぐに壊れます。
これが構造と論理の問題。
設計の段階というのが論理にあたります。
そして、実際に構成している柱が構造です。
いろんな問題が起こるのは、この論理と構造に無理があることが多かったり、矛盾が生じていたり、自分や周りの変化が起こって最初は良かったものがよくない状態になってしまうからです。
感情的問題
次に感情的問題。家で言えば壁とかキッチンとか収納とか家の大元の中にあるものです。配管が詰まって水が溢れたり、屋根から水漏れしたり、どこかが壊れたりなんてことが起こります。
そんなふうにここに問題が起こったりすれば住みにくくなるし、人によって好みや選ぶものが大きく変わります。
これが人間の感情の部分。
感情は人によって大きく違います。同じ出来事でもどう感じるかはその人次第。
この感情がネガティブなことによって嫌な気持ちになります。
論理・構造×感情×時間=悩みの深さ
そして、これらの論理構造と感情に加えて時間という概念が登場します。
人は生きて暮らしているので、時間が経ちます。
問題が発生して、ネガティブな感情を持つと悩みになります。
そして、時間が経つと、別の問題や悩みなどが出てきて、複雑化します。
悩みの状態が続くと、脳内ではストレスホルモンが出るし、緊張状態になるので、正常な頭ではない思考になります。
そして感情的になりやすくなるという負のスパイラルに起こります。
私自身気力がなくなってきて、結婚出産なんかしなければ良かったと後悔するし、1人で暮らせたらどんなに良いかとも思います。
この発言は、まさに負のスパイラルに陥ってる状態を表しています。
大人になってみれば学生時代の悩みが大したことないように思えるのは、正常な頭で考えられるからです。
その時には正常な頭ではないので大したことになるのです。
それが深刻な悩みってやつの構造です。
好き≠可愛い
まず、今回の悩みで割と占めているのが、「子供が可愛いと思えない」「自分は愛着障害だ」というもの。
実はここの前提から取り掛かって考えた方がいいなと考えています。
愛着障害前提を捨てる
そもそも愛着障害は、「子供が大人に対して愛着を持てないこと」というふうに言われています。
大人が子供に対して愛着を持てないことみたいな、大人の愛着障害というのはあまり研究が進んでいません。
で、この愛着障害って調べると「安全基地を確保しましょう」とよく出てきます。
この相談者の方もよく「安全基地」というワードを出しています。
安全基地は、主体的に何かに取り組むための「保険」の役割というふうに言われています。
だからそもそもの子供が可愛いと思えない=愛着障害という前提は、お腹痛いから盲腸だと思って自分なりに診断してたけど、実は食べ過ぎだったみたいなことになってるんじゃないかなと。
愛着障害前提で考える限り、多分事件はコナンくんもガックリな迷宮入り。
そもそもの前提から捜査し直す必要があります。
愛情を持って接するとはなんだ?
愛情を持って接するって、いつも笑顔で、起こったりもせず、スキンシップをたくさんするのが愛情を持って接するってことなんですかね?
果たして。
そういうイメージを持っていて、そうできたらいいって憧れみたいなものはあるんじゃないかなと推測します。
そして、多分それはいろんな情報で刷り込まれてる。
だからそういう前提になってるんだと思うんです。
なんかテレビでコロナってヤバいって言ってるし、マスクは絶対しなきゃいけないって言われてるからマスクしてワクチン打つのが予防だ!コロナに絶対かからないようにしなきゃ!
みたいに言ってるのに近いと思うんですよ。
でも、「あなたにとって」愛情を持って接するとはどういうことなのでしょうか??
「自分の中の答え」が大事です。
まあこう言ったら問題が起こるかもしれませんけど、知りませんが
うち、子供にバチバチに怒っちゃうし、理不尽なこともよく起こってます。
ぼくは、子供には直接伝わらないかもしれないけど、ADHD気味な落ち着きのない騒いじゃううちの子供達に、できるだけ周辺にストレスが少ない環境だったり、多少騒いでも大丈夫な環境に引っ越したりするってのをしてるのも、愛情を持って接することだと認識してます。
ちなみにぼくの中での「愛する」の定義は、「最終的に許すこと」です。
ですが、これはあくまでもぼくの答え。
常識だったり周囲からどう言われるかは関係なく、ぜひ、自分なりの答えを。
皆んなが笑って穏やかに暮らせる願いは叶わないのか
皆んなが笑って穏やかに暮らせるような家庭にしたい
この願いは叶えることができるはず。
でも、「穏やかに」という部分はわからない。
我が家は移住して4家族がくっついていて、全員同じくらいの年齢の子供がいる、関わりが結構ある小さなコミュニティみたいなところに住み始めました。
そうすると、我が家の子供たちが一番うるさい。親である我々は割とテンション低め。
別のお宅の子供たちは静か。しかし、その家の両親はうちよりテンションが高い。
我が家が、その家になろうとしても無理です。
考えてもみてくださいよ。
いまあなたの家の旦那さんがおとなしくなって、子供たちもきっちりと時間通りになんでもやって、喧嘩も全くしなくて、静かーに暮らすようになったら。
どうですか?
自分の家っぽいですか?
自分の子供っぽいですか?
多分違うと思うんですよ。
でね、やっぱりその家族たちは本当に嫌だと思ったら、離れる選択肢もあるんですよ。
で、その時に情があるし、人は執着しちゃうのでなかなか離れるのってむずい気がするんだけど、離れて後悔しないかどうかってのが一つの指標になると思うんです。
とはいえですよ、この家族で「笑って過ごしたい」という願いを持っているので、別に離れたいわけじゃないんじゃないかなと思うわけです。
まあ、そもそもぼくにこう相談してきてるわけですからね 笑
仮説検証を人体実験でするのが人生
人は、なぜ生きてるのかというと、人生を通して仮説検証を自分を通して実験しているのです。
頭が発達して色々できるようになったのは、この仮説検証ができる能力が他の動物より発達したからです。
なので、今回も悩みを通して仮説検証を何かしらしています。
で、仮説検証してるなーと感じる部分はこちら。
自分が輝いていたら家族も変わってくるかと思い、仕事を始めたりしてみましたが、余計事態は悪化して
仮説:
起こると想定されること:自分が輝く=家族も変わる=事態が良くなる
自分が輝くこと=仕事を始める
という仮説を立てたのでしょう。
結果:
余計に事態は悪化した
という実験結果になっているのです。
THE・JINSEI
スピリチュアルでは思い通りにならないことを楽しみに来てると良く言われてるんですよね。
確かに、いろんな映画も漫画もドラマも、最初から終わりまで予想した通りになったらつまらないですもんね。
人はどんな結果だったり感情であれ、「予想が外れる」ということを楽しむ生き物なのです。
これはそういう生き物です。
AIですら、外れることを大切な材料としています。
予想通りになることを楽しむ生き物になろうとするのは諦めてください。
それは何かしら別の生き物に生まれ変わってからにしてください。
今回の問題が予想通りにうまくいったら、必ず次の予想通りにならない問題を作ります。
そのために生きてるのです。
どうせ人は悩むのです。
感情の食べ過ぎで腹痛起こしてる現象
じゃあ名探偵大久保歩一(あゆむ)ン(NIKON?カメラ?)の推理というか、ブラックジャックならぬブラックニックの診断は食べ過ぎによる消化不良で腹痛だろうという見立てです。
何を食べ過ぎているのかというと、「感情」です。
確かに今までの相談を受けて聞いている家の中を考えれば、現実的には時間と体力を大量に消費する現実が目の前にあるはずです。
比較的に穏やかな家庭とは比べ物にならないくらいエネルギーの高い家です。
この相対的な事実は変えられない部分だと思うんですよ。
うちは、あの繊細な嫁とやんちゃすぎる子供達は変えることができないハード面です。
こればっかりはどうしようもない。
ここを受け入れないでなんとか変えようとしているのは、地球の周りに宇宙を回そうとするくらいに事実を捻じ曲げようとする行為です。
そこにチャレンジしてみるのは個人の自由なんでいいんですけど、多分体力とか気力とか時間は無限に消費します。
で、今起こっているのは感情を溜め込みすぎてるなーと感じること。
さっき悩みの構造で話したように、感情溜め込むのに多分吐き出せてない。
だから消化不良を起こしてる。
消化不良なので腹痛。
腹痛だから苦しい。
それが家が嫌で嫌でしょうがなくなってる正体です。
多分、仕事に行ったのは輝くっていうのはあるかもしれないけど、家にいないですむ時間を作ろうとしたんじゃないかなーとうっすらと感じたりしています。
人の記憶って場所にかなり依存しますからね。
他の人いなくても家にいるだけでネガティブな記憶と感情は蘇ってきますからね。
だから、今の処方箋としては、まずは感情の排泄を最優先しましょう。
どうやって感情の排泄するのか?
食べ過ぎで溜め込んでるものを排泄する。
で、感情を吐き出す方法なんですけど、大体2通りですね。
排泄方法1:味方になる人と話す
味方となる人と話すっていうのが一つの方法です。
大事なのは「味方」
否定もせず、あからさまな肯定もせず、淡々と聞いてくれる。
こうしなさいってアドバイスをすることもなく、あなたはこれが悪いんだ!という原因追求をするわけでもなく。
普段ぼくもこういうスタンスで相談に乗ってますけど、今回は診断間違えと処方箋が必要そうだなと思ったので、はっきりしたことを伝えております。
でもですねー、今の状況だと
あゆむさんが言われるように喋るのも大事だと思うんですけど、何かその時になると言いたかった事忘れちゃってたりとか緊張するとかもあって…
ただ、インプットばかりになってそうな気もするんですけどね…
あゆむさんに限らず、最近は誰と話すにしても必要以上に気を遣ってしまって…
家の中の家族以外と話すのが気を遣いすぎて疲れてしまいます😓
って感じなので、人と喋るのは気を遣ってしまうだけになっちゃうだろうなーと。
そんなにそこに労力は使いたくなさそうだなーと感じとります。
排泄方法2:ノートに書く
なので、こっちの排泄方法の方がおすすめじゃないかなーと。
ノートに感情を書くってことをするんですが、これ割とよく言われる感情の排泄方法だったりします。
だから、知ってるよってなりがちだし、ぼくもそう思ってたんですけどね。
だがしかし!
駄菓子菓子!!
ぼくの知ってる感情を排泄するノートの書き方はまだまだ甘かった。
この本に出会うまでは。
サユらさん自身、金沢で超売れっ子のスピリチュアルカウンセラー(1時間5万のセッションで普通はすぐに受けられない)って方なんですが。
実はとあるきっかけで、この本を知るより先に、サユラさんにセッションしてもらったんですね。
そしたら今までコーチング受けても、いろんなセッションやコンサル受けてもわからなかった、お金やパートナーシップについてのぼく自身の謎がハッキリと全く思ってもいなかった角度から明確になったんです。
で、衝撃を受けすぎて、とりあえず本を買ってみたら、この本がマジで面白かったというか使える。
なので、今は毎日持ち歩いてノートを書く前に読んでるんで色々と折り目もついてるくらい。
この本はお世辞抜きにマジでおすすめです。
ぼくはこう見えても色々と本は読んできています。
で、願望を叶えるにはノートに書くといいよーとか、全部感情を書いてスッキリさせようねーみたいな本はたくさんあるんですよ。
でも、願望をノートに書くだけじゃ叶わないってことも、ネガティブな感情掻き出すだけでも願いは叶わない。
そこを結びつけることが必要。
願望の叶え方とネガティブな感情の処理を結びつけるにはどうすればいいかとか、現状に対してどう感情を吐き出せばいいかを一気に教えてくれるものはぶっちゃけないんですよ。
そう、この本以外ではね。(iPhoneのCMかな?)
だから、この本を読んでみて、ノートを書く練習をしていくのが一番やりやすい、かつ、効果が出そうな処方箋なんじゃないかなと。
まじで、今のこの相談にピッタリすぎる出会いで、この回答を書くために出会ったのかな?と思ったくらいです。
ちなみに、「ノートを書く練習」なのは、セッションしてしばらく経った、昨日、サユラさんと話してて
って言ったら、サユラさんも笑いながら
「そうそう 笑 できるようになるまで時間かかるんだよねー」
って言ってたので、最初から本音を書くのって多分できないはずなんですよね。
だから、練習していくのが必要なんですね。
それくらいに自分の本音を出すってむずいんですよ。
この本を読みながら、願望と感情の排泄をつなげていったら、割と今の悩みって楽になってしまうんじゃないかなーと。
次に構造に対する取り組み
感情の排泄ができてから、構造に対する取り組みですね。
アクティブに次の行動ができるようになっていく段階じゃないと構造に取り組むのってむずいんですよね。
そんな元気ねーよみたいな。
だから、まずは元気になってもらって。
そこから構造の家族はどういう性質で、そこに対して私はどう関わってみたいな話になっていくんですよね。
それはまだもうちょい先の話ですねー。
栄養あるものを食べたり、美味しいお店を探しにいくのは排泄が終わって、腹痛治ってからね 笑
排泄してる時ってわかっててもマジで辛いですからね 笑
トイレがお友達だし、生きてることを後悔するくらいに辛いですからねえ、あれ。
食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
食ったら出す!
以上。