大久保歩一(あゆむ)です。
7年半くらいコーチングを仕事にして、クライアントのマインドやメンタルをサポートしています。
よく相談で出てくるのは「自分軸がないんです」「自分軸を作りたいです」というもの。
なかなか自分軸が見つからない人は、こんな傾向があるなと思ったのでツイートしました。
自分軸の作り方は探さないで決めるだけ。
自分軸が見つからない人は、正解があると思ってけどそんなものないわけで。
だから、これを大事にする!って決めてやってみて、違うなって思ったらまた変える。
続くもの、続かないものがあるだけなわけですよ。
正解不正解ないんだから失敗恐れんなって話。— 大久保歩一(あゆむ)@潜在意識の専門家/自信つけさせ屋 (@nico25okb) October 18, 2019
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自分軸の作り方は探さないで決めるだけ。
自分軸が見つからない人は、正解があると思ってけどそんなものないわけで。
だから、これを大事にする!って決めてやってみて、違うなって思ったらまた変える。
続くもの、続かないものがあるだけなわけですよ。
正解不正解ないんだから失敗恐れんなって話。
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今日はこの話を解説します。
自分軸の作り方は探さないで決めるだけ
自分で決める。バイキングと同じくらいの気軽さでOKです。
大事にしたいものを決める=覚悟です
自分軸ってそもそも何やねんって話なので、そこから解説します。
そもそも自分軸って、自分が生きていく上でとか、この分野でとか、いろんなものに対して「自分が大事にしたもの」のことです。
そして、自分軸は自分が大事にしたいものは探すのではなくて、決めるんですね。
これが自分軸の作り方です。
例えば、ぼくは起業していますが、こんなことを決めています。
- 汚いお金の稼ぎ方はしない
- 美しくないと思うことはしない
- 嫌だと思うことを続けない
- 相手にメリットがあるか考える
- 硬い雰囲気になりすぎない
などなど、たくさんあります。
これが恋愛なら恋愛の軸、健康なら健康の軸、学ぶことなら学ぶこと、みたいにそれぞれの分野に自分軸があります。
探したのではなく、自分で決めてきたものです。
英語にすると分かりやすくて、
I think 〇〇. ではなく、 I believe 〇〇.
thinkは、〇〇だと思うくらいの弱い感じで、believeはもっと強く期待を込めてる感じです。
believeは信じるって意味もありますが、それ以外にも私はこう思ってるという意思を表したりもできます。
これはこの記事の後半の、自分軸の作り方の具体的な方法のところでまた解説するので覚えておいてください。
自分軸に正解はない
自分軸がなかなか作れないと悩む人は、自分軸に正解があると思っているわけです。
そもそも自分軸に正解なんてないわけですが、頭では理解してるつもりでも、実際は理解できてない。
正解なんてないんだよな、と思っても誰かが答えを教えてくれるのを待ってる感じです。
あなたの軸はこれですよーみたいな答えをもらうの待ちな感じです。
そんなの誰も教えてくれないわけですね。
聞いたところで正解なんてわからない。
多分ぼくのビジネスの軸を他の人が答えることはできませんし、そんな軸があったんだと知りません。
言われてみれば確かにな…と思うことはあるかもしれませんけどね。
人からしたら不正解かもしれませんが、自分は大事にしたいと思ってるんですよ。
そんな風に自分軸に正解不正解はありません。
自分軸は一回作ったら終わりじゃない
さらに、自分軸は変わります。
ぼくのさっき書いた起業の自分軸は今後変わったりします。
これまでも変わってきました。
でも、全部が変わったかというとそんなことなくて、残ってきたものもあります。
消えていったものもあります。
昔は
- かっこ悪いことは言わない
- 汚い表現はしない
- サラッとひょうひょうとしている
みたいなものもありました。
でも、年数が経つにつれて自分の状況も変わりました。
状況が変われば自分軸は変わります。
大きく変わることもあります。
前は独身だったけど、今は子供と事実婚の嫁がいる。
そしたら、一人で好き勝手やるだけの人生にはしたくないわけです。
人によっては、起業するなら家族との時間を犠牲にする必要がある!みたいに思う人もいますが、ぼくはそれは嫌だ。
だから、今は
家族との時間を大切にしながら稼げる方法でやる
という自分軸ができたりします。
そんな風に、自分軸はどんどんアップデートされていきます。
失敗したらまた作り直せばOK
自分軸は失敗という概念がぶっちゃけありません。
トライ&エラーではなく、トライ&改善です。
エラーってそもそも正解があるわけですよ。
特にプログラミングとかでは、こういうことをやりたいという正解があるので、それを実現するプログラムが書けないと。
だから不正解があるわけです。
でも、人生って考えると正解なんてないわけですよ。
一般的には不正解だとされるカタギ以外の世界。
まあ、法律上悪いとされることもするでしょう。(イメージです←)
とはいえ、あの世界だからこそ生きられた人もいると思うんですよね。
じゃあ、詐欺で奪った金を寄付して困った人にあげてたらその人は悪い人?いい人?みたいな質問にあなたは何て答えますか?
多分正解はないはずです。
所詮人なんてエラーの積み重ねみたいなところありますからね。
自分軸なんて、正解不正解はないんですよ。
作った自分軸が違うなと思ったらサンプルが1増えただけ。
また改善すればいいんです。
自分軸の作り方を具体的に解説
では、後半ではシンプルに作り方を解説します。
知る→選ぶ→改善するの3つのステップです。
1:自分の好き嫌いを知る
まずは、自分の好き嫌いを知ります。
自分軸は、全て自分の好き嫌いでできています。
- こういうものは好きだから大事にしよう。
- こういうものは嫌いだからやらないようにしよう。
自分の好き嫌いベースなんですね。
正解不正解がないっていうのは、その人の好き嫌いに正解もクソもあるわけないんですからそりゃそうなんですよ。
だって、みんなが嫌いなあの人のことを好きだっていうのが不正解だって言えないじゃないですか。
それはあなたにとっては不正解なだけですよねって話です。
だから自分軸の作り方も好き嫌いをベースにします。
そして、自分軸の種になる好き嫌いは「ちょっと好き」「何となく嫌い」くらいの些細な感情で大丈夫です。
2:大事にしたいものを選ぶ
次にその中からこれは大事にしたいな、別にこれはどうでもいいなというものを選別していきます。
これも明確に分ける必要はありません。
まあ、何となくこっちだろくらいな感じでざっくりと分けていきます。
そして後から変えてもOKです。
スポーツの1軍、2軍みたいな感じですね。
最近のお気に入りくらいの気軽な感覚で大丈夫です。
自分軸なんて所詮そのレベルのものです。
大事にして考えすぎる必要はありません。
悩みを生むだけになります。
3:日々生活してフィードバックする
最も重要なのはこの、生活をしてフィードバックすることです。
自分軸は机の上や頭の中だけでは完結しません。
日常生活の出来事や他者との関わりを通して作っていきます。
これが自分軸の作り方です。
自分軸も最初は、I thinkくらいの弱いものです。
それが日常でフィードバックされていくと I don’t think と、自分軸じゃなくなるものと、I believe みたいに思いが強くなっていくものに分かれていきます。
これは日常生活を送ってみないとわからないですし、日々変わっていきます。
そして、明日変えてもいいわけですし、次の瞬間に変えてもいいわけです。
トライ&改善なので失敗はない
そもそも失敗がないので、もっと気軽に自分軸を考えていいんですよ。
まあ、軸がないって言われたりすることが多いと、なんかその人にとっての正解を考えてしまいがちだったりするんですよね。
でも、「うるせー別にお前に何と言われようが俺はこう生きるんだよ」って思えるようになったら自分軸は確実にできてます。
そのマインドなら、多少かわろうが何だろうが自分軸があるのでブレません。
というわけで
今日もやりたいことをやりましょう!
では。
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