大久保歩一(あゆむ)です。前職は脳科学や神経が専門の理学療法士をやっていました。
コーチングを仕事にしはじめて、形は変わってきましたがかれこれ7年くらいやっています。
最初はコンサル、コーチング、カウンセリングとか違いがよくわかっていませんでしが、今は明確になりました。
それ以来大久保歩一(あゆむ)ーチングでは、カウンセリング、コンサルティングも意図して使い分けています。
結局それぞれ、どこを見ているのか?という視点が違うんですよね。
そこでコーチングとカウンセリングの違いをツイートしました。
・コーチングはゴールを達成できるという確信を高められること
・カウンセリングは今起こってる心の問題や悩みに対して乗り越えられるようになることそもそも見ている時間軸が違うんですよね。
だから、何をするのかという方法論も変わる。— 大久保歩一(あゆむ)@自信つけさせ屋 (@nico25okb) September 2, 2019
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・コーチングはゴールを達成できるという確信を高められること
・カウンセリングは今起こってる心の問題や悩みに対して乗り越えられるようになること
そもそも見ている時間軸が違うんですよね。
だから、何をするのかという方法論も変わる。
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今日はこの話を解説します。
コーチングとカウンセリングの違いは見ている時間軸
コーチングは未来の話。
カウンセリングは現在までの話です。
コーチングは未来の話
コーチングでは、ゴールを達成するための自己能力の自己評価を上げることをします。
簡単にいうと、自分はやりたいことができるという確信を高めるものです。
もっと簡単にいうと、自信をつけるということです。
これがコーチングです。
特に、今はまだ叶っていないことを、いかに自分が当たり前に叶えることができるかという状態を描くものです。
自分で勝手に未来を描いてやっているよ!という人にはあまりコーチングの必要性を感じられないかもしれません。
詳しくは、コーチングのまとめ記事に書いています。
カウンセリングは現在までの話
カウンセリングは、今までにできた心に抱えた問題、悩みを乗り越えられるようにするものです。
傾聴で相手にたくさん話してもらうことで楽になってもらったりするのはその一環です。
カウンセリング=傾聴、ではないです。
抱える問題を乗り越えられるようにするので、時にはクライアントにとってショックなことが告げられることもあります。
スポーツとか仕事とかでもそうですが、何か問題を乗り越える時に辛い場面に行き当たることもありますよね。
他にも大切な人を失った時などにも、周りの支えがあったりしても、自分で乗り越えられるようになる必要があります。
生きていくのは自分だからです。
そのために、物事の解釈を変えたり、価値観を変えるなんてこともあります。
言ってみれば心を楽にしたり、強くしたりというような感じです。
大して落ち込むこととかないからねーみたいな人には、カウンセリングの必要性は感じられないかもしれません。
まあ、ぼくはカウンセリングが専門では無いので、もしその解釈ちげーじゃねーかよ!!ってことがあれば教えてください。
時間軸が違えば方法も変わる
コーチングは未来の話。
カウンセリングは現在までの話。
なので、時間軸が違うわけです。
そうなると、未来のことはまだ叶っていないことです。
現在までのことはすでに起こったことです。
見ている場所が変わればアプローチ方法が一緒なはずがないんですよね。
料理で言えば、パンとパンケーキは原料小麦粉ですが、全然違う食べ物なので作る過程も全然違うよねって感じです。
同じ人の心(脳)を扱ってますが、方向性が全然違うので、アプローチ方法も違うよねって話です。
どっちが優れている劣っているという話では無い
これはどっちが優れているってわけでも、劣っているってわけでもありません。
それぞれの違いには、良さがあります。
逆に苦手な部分もあります。
コーチングはあまり過去のことを考えません。
未来にやりたいことなので、過去できてなかったということはあまり考えません。
逆に、過去できていたこともその結果に縛られないように忘れる必要がある場面もあります。
過去のことを扱うのが若干苦手です。
それに対して、カウンセリングでは、現在が辛い状態だったりするので、未来のことって想像しにくかったり、想像してもネガティブになりやすかったりします。
なので、未来のことを扱うのは少し苦手です。
クライアントの状態によって、使える方法が違うわけですね。
コーチングとカウンセリングの違いの使い分け方
後半では、両方使う場合どうやって使い分けるのか、イメージしやすいように解説します。
まずはカウンセリングで楽にする
もし、辛い状態のAさんがいたとしましょう。
まずは、その辛い状態をカウンセリングで楽にします。
この時にコーチングをしようとしても、あまり建設的な未来の話ができなかったりします。
なので、現在を楽にすることが得意なカウンセリングを使います。
マイナスの状態を0にするイメージです。
傾聴だけでなく、その人が何だーそれで良いのかーと、肩の力が抜けるような言葉かけでも良いですよね。
カウンセリングの要素を入れていきます。
コーチングで未来のやりたいことを描く
楽になってマイナスが0に近づいたら、今度はコーチングで未来のことを描いていきます。
こういうことをやりたいというゴールを決めていきます。
もちろん、「自分が心の底からやりたいものである」という条件があります。
そして、自分がそのゴールを達成できるんだというセルフイメージを描いていきます。
日常は両方使う
日常生活を送る上では、両方使っていきます。
コーチングの要素で、自分のゴールを確認しつつセルフイメージを保って、当たり前の基準をゴールの状態に近づけていきます。
ですが、日常生活ではアクシデントも起こったりします。
そんな時に、人は否応なしにネガティブやどん底に落ちることもあります。
なので、カウンセリングの要素で心のケアをしていく必要があります。
この時にやりたいことは?みたいな質問を投げかけても建設的な答えは出なかったりしますからね。
結局両方使えるのが最強
まあ、結局のところクライアントと向き合っていたら両方使う場面ってよくあるよねって感じです。
なので、今自分はこれはコーチングの要素なのか、カウンセリングの要素なのか、把握する必要があります。
そして、両方使い分ける。
これが最強です。
ちなみに、大久保歩一(あゆむ)ーチングでは、さらにコンサルティングの要素を入れたりもしています。
どれだけってことで解決できることはほとんどないですからね。
これからも使い分けていきます。
というわけで
今日もやりたいことをやりましょう!
では。
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