前にYouTubeチャンネルで答えたものからピックアップしてみた。
個人事業で起業して自分自身のグラビア写真集やカレンダー、ポスターや会員制サイト等を作ってビジネスを始めたいなと考えているのですが、個人事業で、こういったビジネスは出来るのでしょうか?
例えばリサイクルショップを起業するなら古物商の許可が必要だといった事は分かるのですが、例えば自分自身の写真集やポスター等を売る場合は、どんな許可が必要なのか。
他にどんな申請が必要なのか、調べても本を探してみても見つかりません。
という質問
さて、自分でビジネスをするのに誰かの許可はいるのだろうか?
誰の許可もいらない
まず、アダルトコンテンツの配信やリサイクル、薬事など特別な権利や資格が関わってくるビジネスでなければ、誰の許可もいらない。
強いて言えば、税務署に開業届けを出すことくらいだろう。
それさえしてしまえば、あとは特に何も許可はいらない。
しかし、何か自分で起業したいと思った時には右も左も分からないから、そういうふうに思ってしまうのも仕方がない。
ネットでの出品も同じだ。誰でもできるのだ。
例えば、ヤフオクやBASE、A8ネットなどのように、運営会社がいるもので何かを出品する場合にはその運営会社に登録し、そこが審査をする場合もある。
でも、それくらいだ。審査は大抵通る。審査が通ってしまえば、あとは好きに売ることができる。
では、起業する時には何が必要なのだろうか?
求める人がいることが必要
先日、友人の経営者の人たちとご飯を食べている時に出た話なのだが、会計事務所や企業の会計担当の人は、ビジネスで最も必要な数字を知らないことが多いのだ。
決算書を見た時に、利益を出しましょうと言っても、普通の決算書にはお金の数字しか書いていない。
だから、最も必要なことが抜けてしまうのだ。
最も必要なもの。
それは、お客さまだ。
何を当たり前のことを言っているのか?
と思うかもしれないが、お客さまさえいればビジネスは成り立つ。
裏を返せば、お客さまがいなければビジネスは成り立たない。
だから、お客さまが最も大切なのだ。
正確に言えば、あなたの『商品やサービスを欲しいと思っているお客さま』がいることだ。
つまり、あなたの商品やサービスを求める人がいることが必要なのだ。
あなたは、ゴミを0円だからあげるよ。と言われても、「そんなのいらないよ。」と言うだろう。
求める人がいなければ、例え0円でもいらないのだ。
ない需要は売れないのか?
では、今あなたが売っている商品やサービスに需要がなかったとしたら、それは諦めた方がいいのかというとそうでもない。
需要がないなら作れ
需要は作ることができる。 車やスマホやパソコン、ミネラルウォーター、Facebookなど、みんな当たり前に買っていたり、使っているものは果たして最初から需要があっただろうか?
車が出た時は馬車が主流だったし、スマホが出た時は、ガラケーが主流だった。
水道をひねれば水が飲めるのに、わざわざペットボトルで買うなんて必要ない。
みんな最初はそう思っていた。
しかし、これがあるとこんなに便利なんだ。
こんな風に生活が変わるんだ。
こんなストーリーがあるんだ、と言い続けた。
その結果、需要ができてきた。
この体話もそうだ。全くなかったものを打ち出し、こんな風になるよ。
思考のクセを変えることが大事だよ。
と言い続けている。
そして、必要性を感じた人たちがセッションを受けたりしている。
需要は作ることができるのだ。
需要を作るまでは時間がかかる
需要を作るのはどういう感じかというと、値段が0のものを1つずつ値段を積み上げていくイメージだ。
あなたの商品やサービスが認知されると、徐々に需要が出てくる。
それを使ってみたい、受けてみたいという需要だ。
しかし、それだけでは売れない。
その需要はある一定ラインまで上がっていくまでは売れないのだ。
神の見えざる手を知っているだろうか?
学校の社会の授業でやったものだ。
この需要がある一定ラインを超えると、お金を払っても欲しいとなる。
違う視点からも見たい場合には、この記事を見ると良い。
堀江さん!お金の正体ってそれなんですね!
堀江さんの記事からと総合すると、需要と信用が積み重なると売れるようになる。
だから、この積み重ねの期間が必要なのだ。
全くないところから、これを生み出そうとするとやはり時間がかかる。
時間をかけるのが嫌ならば、数をこなさなければならない。
ブログやFacebookの記事をたくさん書く、たくさんの人に会うなど情報発信していくことだ。
売れるものを売る
需要が作れていないうちは、すでに需要があるものを売る方がはるかに楽だ。
体話よりも、ぼくがもう一つやっている時間管理術の方が、すでに需要が高いのだ。
だから、時間管理術の方が売りやすい。
今あなたの売っている商品やサービスの需要がまだ高まっていないと感じたら、今は売れるものを売るということをするのも大事だ。
お金は血液だから、なくなってしまえば動けなくなる。
そのためにも、まずは売れるものを売る方が良いだろう。
あなたのビジネスは求められているだろうか?
そう問いかけてみて欲しい。