話をただ鵜呑みにする思考停止という状態

バランスが大事!~
体話士の大久保歩一(あゆむ)です!

今参院選でいろんな意見が飛び交っている。~
賛成!反対!~
応援してほしい!~
応援しないでほしい!~

みんなが意見を言えるのっていいことだと思う。

その反面、怖いと思うこともある。

thinkstop

= 一側面からしか見れない危険さ

まず、誤解されるかもしれないので、~
ぼくの前提として、ここに出てくる固有名詞は、それが悪いということではなく、~
あくまでもたとえ話という体で聞いてほしいんだよね。

それすらも批判する頭の固い人もいるけど。

今回の選挙に限らず、舛添さん然り、ベッキー然り、小保方さん然り、何か悪いことが起こると、悪い面だけをピックアップして、~
あたかもそれが全て!のように批判されることが起こる。

死者の匂いを嗅ぎ分けるハイエナのように~
臭い匂いを嗅ぎつけようとする。

そして、宗教然り、ネットワークビジネス然り、自己啓発然り、それがいい!となるといい面だけをピックアップして、それがすべて良いもの!のように肯定されること。

何かを全肯定している時は、~
ギャンブル中毒や片想い中のように、妄信的になってしまう。

= どちらもバランスが悪い。

賛成するなら、それの悪いところも知っておかなければいけないし、反対するならそれの良いところを知っておかなければならない。

自分の賛成反対の逆の面を探さないと、「ただの無責任な批判」「ただ視野の狭い盲信」にしかならない。

でも、こういう人ってとても多い。

舛添さんを叩いて叩いて、もう出ないだろ?ってくらいにホコリを叩きだして、ボロボロになってもまだ出るはずと言って叩く。

絶対にこれは良いもの!となったら、こういう悪いところはどうなの?という意見もそんなことはない!って見えないようにしてしまう。

それは果たして健全なのかな?

= 盗人にも五分の理を認める

ここはいいと思う。でも、ここは良くないと思う。~
ここは良くないと思う。でも、ここはいいと思う。~
そんな風にトータルしてみないと正しい判断はできない。

『人を動かす』の著者、デールカーネギーは「盗人にも五分の理を認める」という項目を書いている。

ぼくはセールスライティングもやっているのだけど、商品やサービスを売るときに、~
それのいい面ばかりをアピールするだけでは読者に信用してもらえない。

その商品サービスのデメリットも~
伝えるから信用される。

だから、~
セールスライティングの書き手は、~
メリットもデメリットもどちらも~
理解しておかなければいけないんだよね。

自分の思考を深めるためには~
自分の意見と反対の立場を知ろうとしないと~
理解できないとぼくは思っている。

両方を理解した上で賛成なり反対なりしないとただの感情論でものを言う子どもと同じで、ただの思考停止だと思う。

でも、現に思考停止してる人が多いのも事実。

もし、「盗人にも五分の理を認める」という考えがあれば、小保方さんや舛添さんをあんなに叩いたかな?

= 思考停止する原因

多くの場合、物事の裏側まで見ずに、目に見えるものだけで判断しているから。
人は見た目が9割と言われるように、どうしても見えるもので判断をしてしまいやすい。

情報の発信元の人が本当に言いたいことを全体から汲み取ろうとせず、部分的な文脈だけで判断してしまっている。

さらに、読み手がそう思うのは、書き手にも原因がある。~
この場合の書き手とは、情報発信する人。~
僕たちのようにブログを書く人、ライターとして記事を書く、報道メディアもそうだし、Facebook、ツイッターなどで情報発信してる人も含める。

自分の賛成している側の面しか見せずに、意図的に反対の面を見せようとしないことが多い。

それは、反対の面を言ったときに反論をされたり、疑問を抱かれるのは避けたいから。

さらに、読み手の感情を煽る書き方をしていることもよくある。

石田純一さんの「不倫は文化」発言はまさしくその典型例。~
石田さんが言っていないにも関わらず、新聞記者が人に読まれる見出しを作るためにでっち上げたもの。

その見出しを見て、人は石田さんをバッシングをしまくった。

何か業界で一つネガティブな事故や事件があれば、その業界全てがあたかも悪いものかのようにされてしまうことがよく起こる。

舛添さん、セコイのは確かだけど、あそこまで叩かれながらも最後まで面と向き合って逃げないメンタルのタフさは凄いと思う。~
そのタフさを持ってる他の知事ってどれくらいいると思う?~
そんな人中々いないと思うんだよね。~
そこは評価に値すると思うんだ。

そんなことを見ずにただバッシング。

= 思考停止は妄信も生む

何か素晴らしいと思うものに出会った時は、それの良い面を知りたくなる。~
それと同時に、悪い面を調べることが大事だ。

悪い面を調べなかったり、見て見ぬ振りをすると妄信状態になる。

それも考えることをやめてるから思考停止だよね。

そうするとサリドマイド事件みたいなことが起こる。

= バランスをとる大切さ。

批判を恐れずに書くと、政治になると、目がくらんで思考停止になる人が多いと感じる。

さらに、思考停止してる人は、~
馬鹿の一つ覚えのように~
一部の意見に賛成すれば、こいつを支援してる。~
一部の考えに反対すれば、こいつを批判してる。~
何か言えばそれは差別だって言う。~
差別って言葉便利だもんね。

だから思考停止だって言われちゃう。

まぁ、ぼくの悪いところは、きっと怒るだろうなと思っていたずらに突っついてみるところ。
よく、相手の感情逆撫でするんだよね。~
それを自覚してるから別にいいんだけど。~
~
~
全部が正しい、全部が間違ってることなんてないんだから。

0か100じゃなくて、30とか、60とか、~
バランスを取っていかないと苦しくなるだけだよ。

今全く違う、根拠がないと言われてるものが、~
数十年後、もしかしたら数年後には正しいと言われてるかもしれないんだし。

参院選に都知事選と政が2回もあるのだから~
バランスを取って物事を見ていくのって大事だと思うんだよな。

もう少し多面的に物事を見ていこうよ。

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大久保歩一(あゆむ)って誰?