前回は質問力の大切さをお伝えしました。
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前回の記事はこちら
「その6:質問力の大切さを教えてくれた詐欺事件」
今回はぼくがWEBデザインをしていた頃に
うまくいかなかった理由の2つ目と
そこから学んだことをお話ししたいと思います。
個人でビジネスをされている方の多くは
ある問題にぶつかります。
それは、
タスクまみれになってしまうこと。
うまくいかない人はこの罠にはまります。
ぼくもこの罠にはまりました。
うまくいかなかった理由は
一人で何でもやろうとしていたことです。
そして、学んだことは人に任せる大切さです。
伸びている人に聞くと
みんな人に任せることが得意なのです。
ぼくがやっていたWEBデザインは
一言で表しても
いろいろな種類の仕事内容があります。
・デザイン
・プログラミング
・営業
・お客さんとのやりとり
・サービスや商品の紹介ページ
・自分のHPの作成
・経理
・顧客管理
・メルマガの発行
・スケジュール管理
・戦略を立てる
・マーケティングを行う
などなど・・・
一人ブラック企業とはよく言ったものです 笑
制作の仕事って
とにかくやることが多く
なかなか終わらないのです。
ぼくはこの時全部自分一人で
やろうとしていました。
なかなか終わらないので
納期が押し押しになるし
クオリティも下がってしまいます。
実は、この時って
利益が出たら人に任せようという
思考のクセがあるんです。
その思考のクセ、危険です。
あと3kg痩せたらダイエットを始めよう
と言っているようなものです。
それ、いつ来るの?って話ですよね。
気がついたら100kgを超えてて
ダイエットを始めても手遅れみたいになって
苦しくなってしまいます。
その思考のクセには必ず
そのクセができた原因があります。
もちろん、まだ余裕があるのなら
自分でやってもいいんです。
でも、忙しくなる将来を見据えて
どの仕事を人に任せられるのだろう?と
考えておくことが大切です。
忙しくなった時に
思考のクセが邪魔すると
やっぱり人にお願いできずに
全部自分でやろうとしてしまいます。
ぼくは、起業仲間でWEB制作をやっている人に
プログラミングの部分をお願いしました。
すると・・・
なんて楽なんでしょう!!
自分のやることは減るし
相手はやりたい仕事ができるし
仕事のクオリティもスピードも高くなって
ミスが減るんです。
まるで10分運動しただけで
3kg痩せるくらいの感覚です。
頼むのにお金はかかりましたが
クライアントからの売上を
支払い分に回したので
持ち出しはゼロです。
もし、支払いが難しければ
お互いの技術を交換してもいいですよね。
問題を客観的に見てもらったり
アイデア出しを手伝ってもらう代わりに
HP制作を手伝ってあげたり
ヘッダーの画像を作ったり
PCのわからない操作を教えてあげたりと
得意なことを提供します。
こんな風にできることって
実は結構あったりします。
この時に注意しないといけないのは
相手が求めていないことをしていないかとか
自分だけ得しようとしていないか
気をつけてくださいね。
「なぜ忙しいのですか?」
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その8:独立を決めるきっかけとなった出会い