以前、SMAPの解散騒動について書いた時、意外とヒットした。
そこで今回、ベッキー金スマで復帰してテレビに出てきたのをどう見たのか? 体話士という観点から見ていきたいと思う。
一番の感想は、人のことに対してみんな騒ぎすぎよね、ということ。
中居「傷つけてしまったのは一人かもしれないね。」
という言葉が、この騒ぎが大きくなったのは周りが騒ぎすぎたからだと物語っている。
当事者同士の問題をメディアが取り上げすぎ。
誰がゲスなのか?
二人のどっちがゲスかみたいな議論になっていて、文春もゲスだという話になっているが、
もう一人ゲスだと思うのは、文春にLINEの画像を流出した人。
正確に言えばこれは犯罪行為。
そこが意外と議論されたり追求されていないのは論点がずれてるんじゃない?と思ったりもする。
まあ、裁判になると画像が本当にあるか確認されるので、
囚人のジレンマとなり訴えられないという文春の嫌らしさを感じる。
ぼくは、二人のこと批判するのとかどうなの?
自分の人生に影響ないから好きにさせておけばいいじゃん。
という基本スタンスだ。
そう言っておきながら、そのことについて記事を書いているわけだが、
批判というわけではなく、ベッキーや川谷の心理はどんな感じなのか体話士からという視点で分析してみた。
ベッキーの性格と本音
まず、一番最初に、ぼくの見た感じ、
ベッキーの性格はテレビの通りのキャラが基本なのではないかと思う。
裏では性格悪いとかいろいろ言われるけども、
ベースは元気でガンガンいこうという性格で、ジャイアンと同じタイプ。
反対に、問題点には気がつきにくい。
だから、今回の不倫でいけないことだと気がついたときには、
もう取り返しがつかないところまで来てしまっている時だった。
そうまでしないと、このタイプの人は問題に気がつかない。
ゲスの極み乙女。さんの新譜を聴く時のあのドキドキ感はなんていうんだろう。
— ベッキー♪♯ (@Becky_bekiko) 2015年6月26日
もう、恋のドキドキと同じなんですよね。
胸がきゅーんって。
そのあとに
すきすきすきぃー!って。
今年、ライブを拝見するのが目標です。
はぁ。。。幸せなためいき。。。
このツイートにもあるように
ゲスの極み乙女の川谷には単純にファンとして最初は好きだったのだろう。
ベッキーほどのポジションがあれば、
二人が会うのは時間の問題としか言いようがない。
実際に会えば、それほどに好きなのだから
、恋愛感情を持ってしまうのは仕方ない。
奥さんがいようがいまいが、好きになるときは好きになる。
むしろその方が本能としては正しい。
人間は理性があるんだから、という議論はここでは置いておく。
金スマの放送の中で
中居「何が辛かった?」
〜〜中略〜〜
ベッキー「こういう恋愛ができるのかな?って思い描いていたのと、現実が違ったこと」
とあるように、ベッキーは理想を描くのが得意なので、
憧れのアーティストと仲良くなり、恋愛関係にまでなったらその理想を描いてしまった。
そして、人から見れば「絶対にそんなんありえないでしょ!」
と言われるくらいの理想を平気で描いてしまう。
さらに、描いた理想に問題はないと思い込んでしまうし、
問題があっても解決できるから大丈夫と思ってしまう。
それがゆえに、理想に突っ走ったものの、
文春に大々的に報じられ、ここまでの大きな事態になってしまった。
さらに、人のネガティブな気持ちには気がつきにくいこともあり、
川谷の奥さんがどこまで傷ついているのかなどは、感じることができなかったのだろう。
このタイプは起業家としての才能もある。
起業家は理想を大きく掲げる必要がある。
そして、人を巻き込む力がある。
イチイチ問題にとらわれていると前に進むことはできないので、問題は感じることができない。
そして、進める力を発揮するのが才能なので、
周りの声に惑わされないように、人の感情は感じにくいのだ。
だからこそ、問題の大きさに気がついてしまうと
一気に不安になるし、悲しくなってしまう。
みんな楽しくやる気を出して!というのがモットーのタイプなので、自分のせいで人を悲しませてしまったりと思うと、人一倍落ち込む。
それに加えて、事を大きくしてしまったのは、
相手が川谷だったからというのもあると思う。
ゲスの極み乙女川谷絵音の性格
ここで、ゲスの極み乙女の川谷絵音の性格も少し分析してみよう。
ベッキーと一緒にいることのできた川谷は、ベッキーとは真逆の性格。
しゃべくり007に出ていた時に、要所要所で怖がっていることをイジられることからも、比較的ネガティブな性格だ。
そして、感性が鋭い。人の気持ちは手に取るようにわかるだろう。
カウンセラーなどに多いタイプだ。
キラーボールの歌詞もとてもネガティブだ。
そして、川谷はネガディブな思考であり、
自分が不利になったり、面倒臭いことになるくらいなら隠しておこうということをする。
実家に連れて行った件に関しても、もともと親に結婚していると言っていなかったので、親がどうこう言うこともない。
そのような状態で行っているのだから、一概にベッキーが非常識とも言えない。
思ったことをそのまま発言してしまう節もあるので波紋を呼ぶことも多いだろう。
しかし、川谷は一流のアーティストだと思う。
即興で作詞作曲もできるし、たくさんの人の心を動かす作詞が作れる。
それだけの才能があるのだから、ベッキーが乗せられてしまうのは仕方がない。
離婚届を卒論と言っているのもうまいと思った。
二人の中で共通認識を持つワードを使うと、それだけで仲は深まる。
センテンススプリング発言が出てしまったのは、
川谷が乗せるのがうまかったせいもあるだろう。
実は、センテンススプリング発言が出た時のLINEは、
謝罪会見よりも前だし、文春で二人のことが出るとわかった後だが、内容はわかる前のものだ。
その後にベッキーは奥さんが傷ついていたことを知ることになる。
以上を踏まえると、正直相手が悪かったと思う。
これからの二人
ベッキーの反省は本当に反省しているし、相当傷ついたと思う。
二人の関係も終わっているし、
これから再度復活することもないだろう。
川谷も自分が想定したリスク以上になってしまったので、もう深追いはしないだろう。
面倒くさいこと嫌いだし。
しかし、今回の件で大きく失敗する経験を積んだので次に生かしてほしい。
きっと、将来ベッキーと結婚する人は
これも踏まえてベッキーをいいと思う人だから
うまくいくのではないかと思う。
乗せられやすいから、言葉で人を動かす仕事をしている人じゃない方がいいのかもと思ってみたり。
もう少ししたら、しくじり先生あたりに出ても面白そう。
どちらも才能のある二人なので、
今後それぞれの分野でどんな活躍をしていくのか期待していきたい。