大久保歩一(あゆむ)です。
アファメーションってキーワードで気になった人は、何らかコーチングとか自己啓発を勉強してることでしょう。
そうじゃなかったらかなりこのブログを読んでる人か。
アファメーションを改めて語り尽くします。
アファメーションって何?
アファメーションっていう分厚い本があります。
まあそれ読めよって言いたいけど、それは酷なんで一つずつ解説していきます。
何しろ語りつくすって書いてあるから。
もし読みたい場合はこっちの本から入るといいかも。
アファメーションは、ゴールを達成してるときに、自分はどういう状態なのか?(セルフイメージ)を思い出すために使う言葉です。
こうなったらさらに知らなければいけないのが、ゴールって概念とセルフイメージって概念です。
アファメーションを理解するために必要なゴール
ゴールって「目標、目的、決勝線、ゴール、目的地、行く先」みたいな意味です。
なので、目標よりももっと広い概念です。
そして、コーチングにおけるゴールというのは単純に何でもいいかというと少し考えることが必要です。
例えば、プロ野球選手になるというのは、ゴールとしては不十分。
単純なポジションとか肩書きというのはゴールに向いてません。
それよりも、一流のプロ野球選手になる、とか、〇〇のチームを日本一に導くプロ野球選手になるといったゴールの方がよいです。
ゴールをどうやって設定するのか?についてはまた長くなるので別の記事で。
何となくゴールってどういうものかわかりました?
超ざっくりいうとやりたいことって感じです。
アファメーションを理解するのに必要なセルフイメージ
さて次はセルフイメージです。
セルフイメージとは、自分が自分のことをどう思ってるのか?というものです。
例えば、
わかりやすいところでいうと
自分は年収300万だとか
年収1000万だとか
自分はゲスだとか
ベッキーに浮気しちゃうとか
古いネタばかり思いつくやつだ
とか。
「自分はこういうやつ」の集合体がセルフイメージです。
あの戦隊モノで合体するとロボットになるやつ。
あんな感じのイメージです。
え?わからない?笑
Youtubeで「戦隊 合体」ってやると出てきます 笑
ツベりましょう。
アファメーションとゴールとセルフイメージの三角関係
ではアファメーションとゴールとセルフイメージの関係にもどります。
達成したいゴールがまずあります。
そのゴールは今は達成していないもので、ゴールを達成してる時の自分は、今とは違う考え方や価値判断をしているはずです。
その考え方、価値判断の集合体はセルフイメージって呼ぶやつです。
何で違うのか?
過去の行動の結果、今があります。
一応、時間は未来から流れているんですが、その概念をぶっこむとわかりにくくなるので、わかりやすい説明のために割愛します。
その概念はゴール設定の記事で説明します。
過去の行動は、過去の自分が考えてたことや感じていたことをもとに行われます。
で、その考え方や感じ方が、ゴールを達成している時の自分と同じだったら今はそのゴールを達成できているはずです。
でもそうなっていない。
現状の自分のセルフイメージとゴールを達成している自分のセルフイメージにギャップがあります。
そのギャップを埋める必要があります。
この記事で書いたのですが、セルフイメージはリアリティのある人格しか選ばれません。
つまーり
ゴールと現状のセルフイメージでどっちの方がリアリティがあるのか?
ほとんどの場合は、現状の方がリアリティがあるので現状が選ばれます。
そこで、アファメーションを使って無理くりゴールを達成してるセルフイメージの自分を擦り込んでいきます。
それがアファメーションとゴールとセルフイメージの関係です。
アファメーションをどうつくるのか?
アファメーションは、ゴールを達成してる自分のセルフイメージを刷り込むためです。
リアリティがカギになります。
リアリティって何なのか?を考える必要があります。
リアリティはイメージ×感情でできます。
体験したことはイメージも感情も強く記憶として残るのでリアリティが強くなりやすいんです。
この感情がポジティブなものは楽しい記憶、ネガティブなものは辛い記憶、ネガティブの度合いが強力だとトラウマになります。
しかし、記憶として定着するまでには繰り返しイメージと感情を思い出す必要があります。
トラウマもイメージを思い出したときにポジティブな感情をくっつけることでトラウマにならなくなるのではないかという話です。
これはぼくは実証したことがまだないので仮説です。
ただ、過去の出来事に対する新たな意味づけみたいなことをしてあれがあったからというポジティブなものにすることができるので、可能なのではないか?と考えてもいます。
経験する以外にリアリティのある記憶は作れないのか?
そんなことはないんです。
ホラー映画を見ると本気で怖くないですか?
あれはただの映像の中の世界の話ですよ。
でも、イメージと恐怖という感情が映像を通して伝わってきます。
すると人はリアリティがあると認識するんです。
脳は簡単に騙されます。
それくらいに人の脳は適当です。
iPhoneの待ち受けにあるアプリの位置を正確に書けって言われたらまず書けないですからね。
あれだけ毎日使ってるのに。
それくらいに案外バカです。
だからアファメーションを使うとリアリティのある記憶を作れるわけです。
そんなリアリティのあるアファメーションを作るのが大事です。
具体的にどういうアファメーションにすればいいのか?
達成したいゴールを達成しているときには、どういう自分のセルフイメージなのか?
これをイメージと感情をセットにした言葉をアファメーションとして作ります。
「経済圏をつくっている」というぼくのゴールを例えに出すと、そのゴールを達成してる自分を表すアファメーションなら、「私は世の中の仕組みを理解している。経済の循環を自ら作り、スムーズに流れるのを感じ嬉しい。」というような感じでつくります。
アファメーションには守る必要があるルールがあります。
①自分(私)を主語にする
②肯定的な表現のみを使い、肯定する対象のみを盛り込む
③現在形で書く
④達成しているものにする
⑤他人と比較をしない
⑥「動」を表す言葉を使う
⑦情動(その時の気持ち)を表す言葉を使う
⑧記述の精度を高めていく
⑨他のアファメーションと矛盾がないようにする
⑩リアリティのあるものにする
⑪人に言わない
こんな感じ。
ぼくの場合は人に言っちゃったけど、本来は人に言う必要がないんです。
もちろん言っていい相手もいて、その相手は、ドリームキラーにならないコーチなどです。
アファメーションはどんな時に使うのか?
アファメーションはまず、朝起きた直後や夜寝る直前に唱えます。
アファメーションから思い浮かぶイメージを頭の中に描き、アファメーションに書いてあるイメージの中で自分が感じてるであろう感情を感じます。
できるだけ感情はよりリアルに強く感じるといいですね。
なんども思い出してにやけてしまうみたいな思い出ってあるじゃないですか。
その思い出を頭の中に描くみたいなイメージです。
大事なのはこの感情の部分
人は最終的には感情で動きます。
だからいかにこの感情の部分を強くするか、意外と抜けてしまいがちな部分です。
でも、最初に紹介した本たちに書いてあるやり方の中では感情というのがとてつもなく大事にされてます。
大切にされてます。
大事なことなので二度言いました。
ここまでをまとめます
・アファメーションは達成したいゴールを達成してる自分のセルフイメージを思い出すために使う
・セルフイメージはリアリティのあるものが選ばれるので、現状のセルフイメージが選ばれやすい
・リアリティはイメージ×情動でできる
・11のルールを守ってゴールを達成している自分のセルフイメージにあったアファメーションを書く
・朝起きた後と寝る前にアファメーションを唱え、イメージして感情を味わう
こんな感じのことをしていきます。
さらに、できれば昼間はメモとかノートとかにアファメーションを書くとより効果的です。
アファメーションを作るうえで最も大事なこと
ぼく自身もアファメーションを活用してきました。
そしてかなり強力ですよ。
ぼくは前に作ったアファメーションで、「私は簡単にお金を稼いでいる。お金の循環を肌で感じ喜びを感じている。」というもの。
実際にお金を稼ぐのは簡単になりましたよ。
かといって、アファメーションを唱えてればそれで叶えたいことが叶うのか?
そんなことはないですよ。
唱えたら叶う的な考えをしてるのは、誰かが何とかしてくれるマインド。
結局うまくいかないマインドです。
だったら、アファメーションを作らない方がいいです。
アファメーションにかまけるから。
誰も自分の人生の責任なんてとってくれない。
そんな期待はぼくはもういつからか捨てました。
期待を捨てたら人生が面白くなった。
これは不思議なんですが、そういうことが起こりました。
自分の責任で自分の人生をコントロールしようとする。
そのマインドを持てた時にアファメーションは本当の力を発揮します。
早く自分の人生をスタートしましょう。
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