【書評】覚悟の磨き方の感想。腹をくくるってこうなんだ!

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大久保歩一
どもー!大久保歩一(あゆむ)です。

ぼくは、覚悟がないと言われ続けていました。

今でも、十分な覚悟がある
というわけではないかもしれないです。

それでも以前に比べて、
覚悟があるとはどういうものなのかが
わかるようになってきました。

ええ、ええ。 永六輔。

そして、腹をくくるとか
覚悟を決めるということが
何なのかも少しずつわかるようになってきました。

以前のぼくは、
覚悟がないと言われれば、
覚悟って何ですか?と聞いていたし、
どうやったら覚悟を決めるの?と聞いていました。

もう、それを聞くあたりから
覚悟のなさが見えたり
隠れきれてないチョッパーになったり。


そんな時に、パートナーに
この本読むといいよと言われたのが

池田貴将さんの「覚悟の磨き方」


そもそも覚悟を磨くって何なのだろうか?
と思ったんですが、
覚悟を知りたいぼくにとっては
うってつけの本に思えたんですね。

しかし、この本を読む人は覚悟とはなんぞや?
と思って読むのではないか?と思います。

実際にぼくもその一人ですから。

最初に読んだ感想は、
吉田松蔭って凄い人だなぁ・・・と言うくらいでした。


というのも、その頃は
覚悟はよくわからなかったので、
この本を読んでも
いまいちピンとこなかったんですよね。

この本はどういう本なのかを知らずに、
覚悟とは何か知りたいと思っても、
役立たないかもしれないんです。

まず大事なのは、覚悟とは何なのか?
を知ることだと思います。


そこで、覚悟について
ぼくなりの意見をお伝えします。



覚悟とは?

辞書で調べると

  • 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。
  • 迷いを脱し、真理を悟ること。
  • きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめること。観念すること。
  • 覚えること。記憶すること。
  • 知ること。存知。

となっています。

確かに。


この中で、大体の人が
覚悟として認識しているものは、
上の3つだと思います。

さらに、覚悟がないと言われる場合には、
1つ目と2つ目のことを
言われていることが多いんじゃないかなと感じます。


さて、これを見て腑に落ちるでしょうか?

これを読んだぼくの感想は

落ちるかい!!!

ぼくは落ちませんでした。

このブログのオチも
思いつきませんでした。

でも、ぼくなりに解釈した
覚悟ってこうです。

覚悟は人によって種類が違う

自分で決めたことをやる

一番割合として多いのがこの意味合いです。
何か目標を決めたら
何がなんでもそれを達成するっていうやつ。

目標を決めて達成するのが
得意な人に多いのがこれ。

ぼくはこれはあまり得意じゃないんですよね。

これ以下はやらない

何か自分の最低限のラインを決めて、
それ以下にはならないようにするという考え方。

これも覚悟の種類ですね。

美容室のコンサルをやっている
Mという友達が
この考え方をしています。

なるほど。

崖っぷちを決めておくのも
いいかもしれない・・・と思いましたが、
崖っぷちでも意外とのんきなぼくは
腑に落ちませんでした。

変化が起きても受け入れる

ぼくはこの考え方です。

覚悟を決めるときは、何か道を選ぶときですよね。

これは、この道を選ぶと決めたら、
その道でどんなことが起きてもいいと
受け入れることです。

これだと、何か達成できないときに
下手に落ち込み過ぎることも
自分を攻撃することもないんですよ!

そして、何か想定外のことが起こっても、
まあー自分が選んだことだからなぁ。と、
自分の責任と感じることができるんです!

どうです!?お得でしょう?

今ならなんと、
覚悟を決める選択を
一緒にセットにしてご提供!笑

自分の責任と感じることは、
自分で腑に落ちるとその感覚を持ちやすいです。

覚悟を決める感覚とかはこちらの記事でも学べるのでオススメです。
誰も教えてくれない覚悟を決める感覚と方法をわかりやすく解説


『覚悟の磨き方』の役割

そして、覚悟とは何なのか?
ということを知った上でこの本を読むと、
今の自分の状態を知る
チェックリストのような感じで
読むことができるんです。


吉田松陰から学んだことが書いてある

この本は、著者の池田貴将さんが
松蔭について調べ、
そこから思ったことを書いています。

だから、吉田松陰についても知らなければ、
この本について理解することも難しいのでは?
と思いました。
そこで、ぼくは吉田松陰について
改めて調べてみました。

吉田松陰とはどんな人なのか?

長州藩の下級武士出身。今の山口県。

吉田松陰の大きな功績として、
松下村塾(しょうかそんじゅく)というものを
やっていたことです。


これは武士、町人とか立場に関係なく
学問を教える塾です。


今で言えば、自衛隊も孫正義もイチローも
みんな同じところで学べるようなものですね。

え?松下村塾めっちゃすごくね??


松陰が教えた人として、明治維新で活躍した
高杉晋作、木戸孝允、
日本の初代総理大臣の伊藤博文が
松下村塾で学んでいました。


そして、
吉田松陰は、ペリーが来た時に、
海外の文化に感動して黒船に乗り込もうとして失敗。

そして、牢獄へ入れられます。


まあ、人からしたらバカなやつですよね。
ぼくの好きな愛すべきバカです。

龍馬伝でその時のエピソードが
描かれていたのですが
めっちゃ印象的でした!!

龍馬松蔭に初めて出会うの巻

海岸で吉田松陰(生瀬勝久)が
黒船に向かおうとします。

そこへ、坂本龍馬(福山雅治)と
桂小五郎=木戸孝允(谷原章介)が
止めに登場したところのシーン。

スクリーンショット 2016-05-10 16.25.07
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松陰
『君たちはこの海の向こうに
何があるのか知りたくないか?

異国をこの目で見とうてたまらんのじゃ!
今そこに、黒船が来ちょるんぞ。
 
黒船にのりゃあアメリカへ行けるんじゃ!
日本よりはるかに進んだ文明の国へ!
そげいな、絶好の機会を目の前にして
指をくわえて見とれっちゅうんが。』



「密航が見つかれば、先生は死罪です!
もしアメリカに渡れたとしても
2度と日本には戻ってこられません!」

松蔭
『それがなんじゃ?そりゃ失敗するかもしれん。
黒船に行き着く前に捕らえられるかもしれんし、
アメリカ人に乗船を拒まれるかもしれん。
それでええんっちゃ!

何もせんでおることより、
その方が何千倍、何万倍も値打ちがある!

僕は死など怖うない。
そねなことより、行きたいっちゅう気持ちの方が
はるかに強いんじゃ!

桂くん、君が本当に異国に興味があるなら、
きっと僕と同じことをするはずじゃ。
じゃが、君はそれをせん。なぜじゃ?

殺されるからか?
日本に帰れんからか?
別れが辛いからか!?
そんなものは全て言い訳じゃ!
見ろ!僕には言い訳など何もない!
どんな運命が待っちょろうが後悔せん!』


久しぶりにこのエピソードを見て、
松陰の覚悟にしびれました!

実際には、本書のプロローグ内には、

今ここで海を渡ることが禁じられているのは、
たかだか江戸の250年の常識に過ぎない。
今回の事件は、日本の今後3000年の歴史にかかわることだ。
くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった。

と書かれています。

この松陰のセリフが出てきた背景にどんな考え方、
生き方があったのかが、
池田さんによって176の教えになって書かれています。


そこで、176の中から、僕がグッときたものを
幾つかピックアップしてみました!


おいおい、ここまでよく本の内容引っ張ったな 笑

グッときた項目

不安のない生き方

「先行きの不安」に心を奪われないようにするためには、
あれこれ目移りすることなく、
自分という人間を鍛えることに集中して、
「全力を出しきりますので、あとは天命におまかせします」
という心構えでいるのが、良いと思います。

死ぬ気とは何か

「死ぬ気でやる」
口にするのは簡単ですが、意味はとても深い言葉です。
この言葉の意味を、人生の中で何度も反芻しているうちに、
「我慢するべき時」と「勇気を出してやるべき時」
「動くべきではない時」と「すぐに動くべき時」
この違いがだんだんわかってくることでしょう。

やる恥やらない恥

「やります」と宣言したことを、とりあえずやってはみたものの、まったくうまくいかずに、恥をかいた。
「やります」と宣言したものの、もしうまくいかなかかった時に恥をかきそうだから、そうなる前にやめておいた。

二人の自分を鏡に映したとき、
本当に恥ずかしい人物はどちらでしょう?

うまいメシを喰うために

たいていの人は日に三度の食事をするわけですが、
お金を持っている、持っていない、
仕事をしている、していないとは関係なく、
なんの手柄もなく「メシを喰っている」人は、
(自分は世の中の有用なものを食いつぶしてしまっているんだ)
と、どうしても自覚してしまうものです。
そんなときは毎日、何度も反省して、
今日は密かに泣いたっていいですから、
いつか大きな手柄を立てて、
心から美味しいご飯を食べましょうよ。

本の持つ力

どんな本でもいいのです。
本を開いてみれば、その瞬間、人生が変わるかもしれません。
本にはそんな可能性を持った言葉が無数に転がっています。

でも読む人はあまりいません。
読んだとしても、ほとんどの人は
本に書かれている教えを真似しようとしません。
一度、真似してみればいいのにと切実に思います。

ひとつでもいいんです。

覚悟というと、自分を追い込んで
どんどん前に進むしかないというイメージがある。
そして、できないと自分は覚悟がないんじゃないかと、
自分をつい責めすぎてしまう。

でも、悩んだり、苦しんだりしても
いいんだと思うんですよ。

少しでも前に進もうとする生き方こそが、
覚悟がある生き方だと思います。


腹をくくって覚悟を決めましょう!
そして、覚悟を磨いていっちゃいましょう!

この本も覚悟決める時の後押しになります。

結局覚悟ってなんだよ!?って思った方はこの記事を読んでね!

誰も教えてくれない覚悟を決める感覚をめっちゃわかりやすく解説

覚悟が決まらない人はこうしたら覚悟って決まるんです。


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