その8:独立を決めるきっかけとなった出会い【歩一(あゆむ)のリアルな起業ストーリー】

大久保歩一
どもー!大久保歩一(あゆむ)です。

前回は人に任せることの大切さについて書きました。
前回の記事はこちら


「その7:一人ブラック企業に勤める」

ぼくの独立をした時のことを話す上で欠かせないのが
今のパートナーとの出会いです。

とある勉強会で知り合ったのですが
その後にお茶した時に
独立したいという話をしました。

すると
「何か隠してるでしょ?」
と言ってきました。

今でこそ借金の話は人に言えますが
その頃は怖くて人に言えませんでした。

もうこの人には隠せない、と思い
実は借金があって・・・と打ち明けました。

「それ、このままの生活でいつになったら返せるの?」
「それならいっそのこと起業して、一気に稼いで返したらいいじゃん!」

「じゃあ、明日会社を辞めるって言うんだよ。わかった?」

ぼくの枠を完全に超えた言葉でした。

自分の枠が壊されるってこういう感覚なんだ・・・
と、今まで考えていた枠が
ガラガラと音を立てて崩れるのを感じました。

帰る時はヨタヨタと歩きながら帰ったのを今でも覚えています。

結果として、次の日に辞めるということはできなかったのですが
何度も後押しされて会社を辞めることができました。

今まで、何度も色々な人に独立したらいいじゃん。
と言われていたのですが
なかなか独立に踏み切れませんでした。

でも、なぜかこの人の言葉は信じてもいい。
そう感じたのです。

もちろん根拠なんかありません。

でも、信じることができたんです。

その後、一緒にいるようになって
パートナーとなったのですが

ぼくが独立できたキッカケは人との出会いでした。

また後ほど書きますが、
今のビジネスモデルを作り上げる上で
メンターとなってくれた人との出会いも
かなり偶然でした。

何か次のステップや次のステージに行くためには
自分一人の力ではなかなか叶えることができず
誰かに引っ張り上げてもらうことが必要だと感じています。

その時に引っ張り上げてくれる人は
偶然の出会いによって現れるのではないかと
思っています。

やはり、一人の力には限界があります。

その時に誰か応援してくれる人の存在があると
心強く、先に進むことができます。
そして、自分だけでは考えつかないアイデアやノウハウも
持っています。

注意しなければならないのは
一見応援してるように見えても
引っ張り下げようとする人の存在です。

人は、自分自身や周りの人の変化を
怖がる本能があるんです。

ホメオスタシス(恒常性維持機能)
ってやつなのですが

体温を一定に保ったり、
安定させるために働く機能です。

身近な人がこうなることもよくありますし
久々に会った友達や会社の同僚や上司などが
そういう存在になることもあります。

例えば、
1年間頑張って成果が出ない人に
1年間やっても成果が出ないんだから
これから1年後もきっと成果出ないから
違う方法を探したほうがいいよ。
というようなことを言う場合です。

サッカーの世界的クラブチームのインテル(現在はFC東京)で
活躍している長友佑都選手は
大学1年の頃は、サッカー部のレギュラーではなく
応援団で旗振りをしていました。

その時に、サッカー部の監督が
長友選手のフィジカルの強さに目をつけて
サイドバックをやらせてみたことがきっかけで
爆発しました。

長友選手も、旗振りしていた時は
葛藤したと思います。
周りにも、やめとけという言葉があったと思います。

でも、そこで辞めていたら
きっと今の活躍はなかったでしょう。

また、頭でメリットやデメリットを考えて
付き合うか判断することは
気をつけなければならないんです。

大切なのは、

なぜかわからないけどピンとくるとか
頭で考えたらメリットはないんだけど
どうしても気になるといった
ココロの声を信じることです。

 

反対に、頭で考えたらメリットはあるけど
何か嫌な感じがするというのも
同じことが言えます。

すごい人なんだろうけど
嫌な感じするなと思い
距離を置いたら結局詐欺だった
ということがあり、やっぱり!と思ったことがありました。

おそらく、あなたもこんな経験が
少なくとも1度や2度はあるのではないでしょうか?

もし、その後に良くないことがあったとしても
それには必ず学びがあるので大丈夫です。

ぜひ、人と出会った時には
ココロの声に従ってみてくださいね。

「心はなんて言っていますか?」

続きはこちら

その9:起業に必要なのはマーケティグやセールスより〇〇